文章力が向上する!おすすめのライティング本5選!

「文章力をアップしたい!」「もっと面白い文が書けたらな…」

そんなあなたに、今回は「文章力を向上させるおすすめ本」を5冊ご紹介したいと思います!

是非、チェックしてみて下さいね!

 

 

文章力を向上させるおすすめ本

インターネットが普及したことで、私たちが文章を書く機会は爆発的に増えました。

今や誰もが仕事やSNSで大量の文章を書く時代なのです。

 

それにともなって、自分の文章力のなさを嘆く人、もっと上手な文章を書きたいと思う人の数も、急増しています。

ここでは、そのような人におすすめの文章読本を5つピックアップして紹介したいと思います。
古いものから新しいものまで、バランスよく揃えました。

 

古いものは、もはや古典とされている伝説的な名著をピックアップしました。
といっても決して難解で退屈なものではなく、読み物として抜群に面白い本です。

 

一方で新しいものは、本職のライターさんからも高い評価をうけている、やさしい本を選びました。
すぐに役立つテクニックが満載の、即効性がある本です。

 

どの分野の勉強にも当てはまることですが、まずは簡単な本から読むのが近道です。

ここでは簡単な本から紹介していきますが、できれば紹介した本をぜんぶ読んでほしいと思います。

 

1冊読み終わるごとに力が増し、5冊目を読み終わった時には以前とは段違いの文章力が身についているはずです。
とはいえ、文章力はやはり実際に書くことで上達するもの。

ここで紹介した本で得た知識を実践に活かして、もっと上の文章力を手に入れましょう。

 

 

第5位「文章のみがき方」


ジャーナリストの辰濃和男さんが書いた、岩波新書の本です。

内容は文章の上達法にまつわるエッセイで、軽い気持ちで読むことができます。

夏目漱石や太宰治、村上春樹といった文豪たちが文章上達法に関して述べた言葉を数行引用し、
著者がそれにコメントをつけていくというスタイルをとっています。

「毎日書く」「繰り返し読む」「乱読する」など、テーマはぜんぶで約40。
章のはじめに引用された作家の文章を読むだけでも楽しく、文章上達のためのヒントに満ちています。
著者自身の文章もわかりやすく読みやすいです。まずはこの本を読み、文章力アップに向けてモチベーションを高めましょう。

 

第4位「文章力の基本」


2009年に発売された比較的新しい本ですが、すでに揺るぎのない評価を得ています。
著者はIT系企業のCEOを務めるかたわら、大学生や社会人の文章指導を行ったという経歴の持ち主。

その経歴にふさわしく、実務的で実際的な文章の書き方が述べられています。
社会人にはとくにおすすめ。一方で、文芸作品を書く上で必要となる基礎力養成にも役立つでしょう。

サブタイトルに「簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック」とあるように、
すぐに使えるテクニックがたくさん紹介されていて、即効性があります。

この本を一通り読んだだけでも、文章力は目に見えて変わってくるはずです。

 

第3位「新しい文章力の教室」


ウェブメディアのナタリーを立ち上げた唐木元さんの本です。
こちらはさらに新しく2015年の発売ですが、内容には定評があります。

「文章力の基本」に比べるとやや踏み込んだ内容になっていて、よりライター向けの本といえるかもしれません。
といっても一般の方が読んで役に立つヒントもたくさんつまっているので、敷居は高くありません。

とくに長い文章を書く力を身につけるにあたって、本書は有効です。
書き始める前の準備として本書では「構造シート」というメモが提唱されるのですが、これが強力。
どのようにアイデアをまとめるのか、どういう構造で長文を組み立てるのか。
このような基礎力が身につきます。

本書は序盤でそうした基礎力を身につけさせ、後半で即効性のあるテクニックを紹介するというスタイルになっています。

 

第2位「文章読本」


芥川賞作家の丸谷才一が書いた本です。文章読本系の名著が紹介される時には必ず名前が出てくる、伝説的な本のひとつ。
発売されたのは昭和52年とかなり古い本ですが、内容は現代にも通じるものです。

「名文を読め」とか「ちょっと気取って書け」のように文章上達に直接役立つ情報もある一方で、古今東西の名文家たちの文章を研究し、
彼らのどこがどう優れているのかを教えてくれる本でもあります。

読み物として非常に面白い点も本書のポイント。

旧仮名遣いなので慣れるまでは読みにくいかもしれませんが、そこさえクリアできれば楽しみながら読めるはずです。
上級者向けの本ですが、自信をもっておすすめできます。

 

第1位「文章読本」


こちらは谷崎潤一郎が書いた文章読本です。実は、数ある文章読本の先駆けがこの本です。
谷崎といえば天才的な小説家として知られていますね。

ノーベル文学賞にもっともふさわしい日本人は谷崎だったとも、よく言われます。
その文章力も天才の域にあり、華やかで流れるような文章を自在に操る点が特徴。本書でも谷崎の美文は光ります。
といっても内容は一般向けの文章上達法で、「文体にとらわれるな」とか「名文を読んで感覚をみがけ」といったアドバイスを提供してくれます。

読み物としても非常に面白いです。丸谷の文章読本も面白いですが、
こちらはそれに輪をかけた面白さだといえるでしょう。
上級者向けの本ではありますが、文章に関心のある人には必ず読んでもらいたい古典です。

 

是非、これらの本を参考に、
あなたの文章力を向上させていってみて下さいね!

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