アメリカ合衆国で裏口入学に関与したとして50人が追訴されました。
その中には人気女優2人も含まれているといいます。
前代未聞の大量裏口入学となりました。
Contents
裏口入学に関与した50人を訴追！
米検察当局が12日に子供を名門大学に入学させるための不正に関わった50人を訴追したことを明らかにしました。
訴追の内容としては、裕福な家庭の親が不正行為をはたらいて子供を有名大学入学させようとしたというものです。
訴追された人らの中には企業幹部や資産家、ファッションデザイナーなどがいます。
自身の子供をエール大学、スタンフォード大学、ジョージタウン大学、南カリフォルニア大学などの名門大学に入学させるために入学試験での不正や贈収賄を行った疑いがあるといいます。
巨額の謝礼を支払うことで、米大学進学適性試験での不正や大学のスポーツチームに入団できない子供をスカウトさせるために大学職員やコーチらへの賄賂の手配を依頼していたようです。
米人気女優2人も訴追！
訴追された中には、大ヒットした「デスパレートな妻たち」でリネット役を演じたフェリシティ・ハフマンと大人気ファミリーコメディ「フルハウス」でベッキー役を演じたロリ・ロックリンが含まれているといいます。
2人は子供たちを裏口入学させたとして訴追されたと米CNNなどの各メディアが一斉に報じ、衝撃となりました。
フェリシティ・ハフマンは11日に自宅にいたところを逮捕されたといいます。
日本円にして約167万円の1万5000ドルを支払い、長女の大学進学適性試験で替え玉を使用しました。
その結果、1年前に比べて400ポイント多い1420という高得点を獲得したと言われています。
ロリ・ロックリンと夫であるファッションデザイナーのモッシモ・ジャヌリは、娘2人を南カリフォルニア大学に入学させるためにボート部でのスカウト入学を装って、日本円にして5560万円の合計50万ドルを支払ったといいます。
娘は2人ともボート部には所属していないといいます。
ロリ・ロックリンは連邦裁判所から日本円にして約1億1100万円の100万ドルを保釈金として言い渡されました。
保釈金を支払うために自宅を抵当に入れ、保釈されるようです。
アメリカの大学で裏口入学1人7億2千万って規模すご❤︎
— みなと@麻酔科 Painkiller (@Opioider) March 13, 2019
アメリカは、スケールが違うね。裏口入学に7億2000万円だなんて。
それだけ、学歴社会だという現れなのかな#デスパレートな妻たち#エール大学#裏口入学#アメリカ— timtam-0070 (@21hanako) March 13, 2019
ネット上では賄賂の巨額さに驚きの声が多く見られました。
過去最大規模の不正入学をめぐる刑事訴追となりました。
