<THE FIRST SLAM DUNK>興収100億円突破 批判跳ね返し大ヒットの理由。

井上雄彦さんの名作バスケットボールマンガ「SLAM DUNK」の新作劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」の興行収入が100億円を突破。同作は、2022年12月3日に公開され、67日間で興行収入100億円の大台を突破した。観客動員数は約687万人を記録するなど大ヒットしています。

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人気作ゆえの批判も跳ね返し大ヒット

日本における映画興行収入100億円突破は、その年を代表するヒット作のひとつの目安になっており、年に1本〜4本くらいが平均的です。過去に42本がそのハードルを越えており、「スラダン」は43本目の100億円作品になりました。 その43本の内訳は、邦画が16本、洋画が27本と、意外に洋画が多いのですが上位になればなるほど邦画が多くランクインしています。邦画16本のうちアニメ作品が13本(実写は「踊る大捜査線」2作と「南極物語」)、洋画は27本中4本がアニメ作品です。 「スラダン」は昨年末の公開なので、年間ランキングでは2023年の枠に入りますが、このまま好調が続けば、年間1位となる可能性もあります。

近年は邦画のアニメ作品が日本国内ではヒットする傾向があり、上位を独占中。実写の邦画と洋画を圧倒しています。

2022年12月3日に公開され、公開から2日間で興行収入が約12億9000万円、観客動員数が約84万7000人を記録するなど好スタートを切り、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で8週連続で首位に輝くなど大ヒットしています。

同時上映のアバター2の方が公開規模は大きいものの、こちらは動員が伸びておらず、スラムダンクの一強状態が続いています。

公開前は出ている情報が少なく、テレビアニメ版と異なる声優を起用した上にその発表が遅れたことから、一部のファンから厳しい批判を受けました。 しかし公開からは一転して、絶賛の声にガラリと変わったのが印象的でした。もともとの原作マンガの人気もさることながら、競技の描写・表現がすばらしく、事前に情報を伏せたことも、うまく期待を高めた形となりました。

バスケットの試合の描写がまるでスポーツ観戦しに来たかのような一体感を映画館で生み出すことに成功していてこれまでの大ヒットアニメ作品とは別の楽しみ方ができるようです。

近年では鬼滅の刃、ワンピースと子供からの人気が高いアニメ作品がヒットする傾向がありますが、スラムダンクは親世代から子供へと波及しているようです。鬼滅の刃のように子供の間でムーブメントが起こるとさらに200億の大台が見えてくるでしょう。

1位は鬼滅の刃の400億円ですが、どこまで迫ることができるでしょうか。

200億円で歴代トップ10にランクインしますがどこまで勢いは続くか。諦めたらそこで試合終了ですよ。

ネットの声

スラムダンクの映画、本当に最高だったんだけど、何より前席の父親に連れられておそらく初めてスラムダンクを観たであろう女の子が、試合中の"完全に無音になるシーン"で「…はいれ……っ…!」と漏れた声が映画館内に響き渡って、展開知ってるのに臨場感がIMAX超えて拳突き上げそうになった、感涙

スラムダンクという作品でありながら湘北が山王に勝利する瞬間の花道のシュートがダンクではなく努力で身に付けたジャンプシュートだったこと、最後に流川がパスをしたその形は正に花道にジャンプシュートを教えた安西先生が期待したことそのものだったこと、この2つがエモすぎるって話はあと5万回しま

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