ゴジラ、邦画の全米興収歴代1位に 実写で34年ぶり

東宝は7日、1日から米国でも公開中のゴジラシリーズ最新作「ゴジラ―1.0(マイナスワン)」の累計興行収入が1436万ドル(約20億9000万円)を超え、邦画実写作品としての全米興収記録が歴代1位になったと発表した。これまでの1位は、日本で1986年、米国で89年に公開された「子猫物語」(畑正憲監督、約1329万ドル)で、34年ぶりに記録を更新。わずか公開から1週間でこれまでの最大のヒット作を抜き去りました。
山崎貴監督は「長い間破られなかった記録を他ならぬゴジラが飛び越えてくれたことがうれしいです」とコメントしました。

記録はどこまで伸ばすことができるのでしょうか。

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アニメだけではなく、日本映画が強い1年に

ゴジラシリーズは日本の人気シリーズでハリウッドで何度も作られましたが、日本版とは何か違う「これじゃない感」があった作品でした。前作のシン・ゴジラはエヴァンゲリオンシリーズで有名な庵野秀明を監督に迎えゴジラシリーズを復興させましたが、マニアックな内容でコアなファンに支持されましたが、海外市場を意識したものにはなっておらず、今作は海外市場も意識した作品となっています。

スラムダンクを筆頭に今年は日本映画が強かったですが、ハリウッド映画にとっては厳しい1年となりました。

ディズニーのウィッシュが不発で、マーベル、インディ・ジョーンズの最新作もヒットしませんでした。今年のディズニーの最大のヒットはマリオであり、これも半分程度日本の作品といっていいでしょう。

日本のコンテンツ産業には全体的に追い風が吹いた一方でジャニーズや宝塚など旧態依然とした社風の弊害も露呈されました。今後の日本のエンタメ産業は世界で稼げる産業になっていくことができるのでしょうか。

https://x.com/sin_Decade_ayum/status/1731987410895176143?s=20

ネットの声

ゴジラ-1.0、ゴジラが「人を喰わずにただ殺す」シーンを入れることで「絶対に生かしておいてはならない怪物」と印象づけるの上手いね。
あれでもし人を喰ってたら「ゴジラも生きるために仕方がないんだ」と印象づけちゃう。
「水田を容赦なく踏み荒らす」シーンで「全日本人の敵」と印象づけてもいる。

 

ゴジラ-1.0』の海外での成功によって国内映画産業への投資がもっと進んでほしいなと思うし、しかもそこでヘタに最初から海外を意識するのではなく、山崎貴監督も言うように「国内で面白いものを作った結果として海外に届いた」ということも引き継がれていってほしい

 

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