近年、映画館で上映中のスマートフォン使用禁止に関するアナウンスが行われています。

しかしそういった啓発も虚しく、上映中にスマホをいじって周囲に不快感を与える観客は少なくありません。。

音が出ていなくても、スマホの明かりは、集中して映画を楽しみたい観客にとっては非常に迷惑なのです。

なぜスマホをいじるの?

巨大なスクリーンで映画を楽しむために2000円弱支払って来ているにもかかわらず、なぜスマホという“小さなスクリーン”に注意を向けてしまうのでしょうか。

「映画館でつい、スマホをいじってしまう」

という男子学生Aさん(20代)。

「なぜかと聞かれると『なんとなくスマホが気になるから』というのが正直なところですね……。映画って2時間じっとしているのが結構耐えられないんですよ。そんなに長い動画を観ることって普段ないので…。YouTubeは長くても10分くらいじゃないですか?本当に2時間ずっと面白ければスマホは見ないと思いますけど、映画って見なくても話がわかるシーンがありますからね。そういう時間はLINEやTwitterをチェックした方が合理的な気がします」

それでも、学生にとって映画の学生料金1500円は決して安くはないはずです。

なぜ、わざわざお金を払ってまで劇場に足を運ぶのでしょうか。

また周囲の迷惑についてはどう感じているのでしょうか。

「映画に行くのは友達と遊びに行く感覚なんです。映画を楽しむというよりも、話題の映画を観に友達と“遊びに行く”。だから話が難しかったりすると、『あ、これ興味ないわ』ってなる時もありますね。周囲への迷惑については、画面の明かりを暗めにしているので、そんなに問題ないと思うんですが…。音も出していませんからね」(Aさん)

どうも、それほど後ろめたい気持ちはなさそうです。

映画館でスマホをチェックする人たちは、悪気なくやっているケースが多いようです。

別の女子大学生Bさん(10代)。

スマホをチェックしてしまう理由についてこう語っています。

「スマホを見つつ、映画の内容を理解することもできるんです。家ではスマホでTwitterを見ながら、テレビをつけて、iPadで雑誌を読んだりしています。その使い分けている感じが、ちょうどいいかな。あと、やっぱり大きいのは“不安”です。2時間以上スマホをチェックしないと、自分が見ていない間になにか起きているんじゃないかと不安になっちゃうんですよ。その間に大事な連絡が来ていたら、すぐに返事ができなかったりする可能性もあるので…損したくないって感じです。映画って時間が長いので、その間に別のことをしたいと思うのは自然ではないでしょうか」(Bさん)

あらゆる電子機器に囲まれ、さまざまなサイズのスクリーンに同時接触するライフスタイルが日常化している昨今ですね。

「映画鑑賞」という目的のためだけで長時間じっと座り続けることに耐えらない若者

常にSNSの情報に接触していないと不安を感じるという若者がたくさんいるようです。

それでも、映画館でのスマホの使用禁止は、最低限のルールだということを知っておかなくてはいけません。

料金高すぎ、集中力もたない… 「映画館離れ」した人たちの声もあるんです…

「今では1900円に値上げするシネコンも。鑑賞時にポップコーンやソフトドリンクを買うと、1回の鑑賞に3000円近くかかってしまう。動画配信サービスであれば月額1000円ほどで見放題だし、レンタルの場合も1回数百円で済む。優先順位の高い他の趣味にお金を使いたいので、あえて映画館を選ぶことは減りましたね」

集中力は「10分が限界」

20代の女子大学生・Bさんは、自身をはじめとする若い世代は、映画館で映画作品を楽しむための「集中力がない」と言っています。

「YouTube動画は長くても10分前後。ちょっとした隙間時間でも楽しめるし、面白くなかったら、他の動画に切り替えればいい。最近では、30分のテレビ番組ですら、長く感じてしまうんです。同じ作品を2時間以上見続ける忍耐力もなく、思わず席を外したくなります。また、家で映画を観るときもスマホを片手に、Wikipediaでストーリーや登場人物を確認しながら観る習慣がついている。そうでなくてもSNSに返信したり、別番組を観たりなど、必ず何かしながら映画を観ているので、そういったことができない映画館は、まあまあの苦痛です(笑)」

鑑賞の時間を作れない

かつては映画鑑賞が趣味だった30代の女性会社員・Cさん。

現在では家庭が最優先となり、映画館から離れてしまっています。

「独身時代は、週に一度は映画館へ行っていましたが、今は子供の都合が最優先。子供連れでも楽しめる“赤ちゃんシアター”もありますが、平日の昼間開催で、専業主婦以外は正直足を運びにくいのではないでしょうか。子供がもう少し大きくなれば、一緒にアニメ作品などを観に行くこともできそうですが、自分だけのために映画館に行くのは、仕事か家事を犠牲にしなくてはいけない。今は家で、スマホで少しずつ観るというスタイルで十分です」

とはいえ、全員に共通していたのは、誰もが話題にするような大ヒット作だと、映画館での鑑賞を選びたいという点です。

大きなスクリーンで、集中して観られる映画館の需要がなくなったわけではないようですよ。

映画館離れを食い止めるためには、魅力ある作品が何よりも重要ということでしょう。

ネットの反応

「明るく画面してないし、音も出て無いから良い?見ながら内容が判る?自分勝手過ぎて笑える。周りはお金を払って楽しみにして見ている。つまらない・Twitterやインスタを観たいのは自分の都合。20分をじっと出来ない人は学校とか仕事はどうなるの?」

「スマホへの依存度が引く…そんなに頻繁に見なくてもあなたの周りの状況は変わらないと思いますが。それよか映画を観てる方に失礼。暗くしてる、サイレントモードとかの話ではない」

「頭が悪いから映画が理解できなくて、スマホに依存するのか、集中力が20分しか持たないか、いずれにしても1日8時間仕事をする社会人にはなれそうにないね。入社して3ヶ月で辞めるタイプだ。」

隣席ガチャともいうらしいですよ。

映画館で隣が騒々しかったり後ろの人が前の椅子に足を乗っけてきたりとか…値上げの件もあって映画館離れも加速しそうですね。

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