教員に朗報?部活指導が外部委託する件

いじめ問題の隠蔽や過重労働、モンスターペアレンツの対応に指導教育改正・・・。

いまや教師の問題は山積みですが、今回は「部活指導」にフォーカスしてみました。

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部活指導がなくなる?

教員が過重労働する理由に部活指導があり、これを外部(学校近辺の地域)に委託しちゃおう!というのが今回の話です。

具体的な構想としては

学校内などに、地域住民を会員としたスポーツクラブを設置。放課後は学生が部活を行い、部活以外の時間は住民がスポーツクラブとして使う

としており、住民や学生の指導は「スポーツ専門指導員(仮称)」を設けて、指導のレベルも一定のレベルにしようと考えているようです。

部活2

都心部ではそうかもしれませんが、田舎であればそういう人員を確保するのも難しいはず。

都心部と田舎で要領がばらばらになるのもよくないとは思うのですが・・・。

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実際の声と課題

実際に中学校の外部講師として働いている方に話を伺うと、課題が出てきました。

「外部指導者として、試合の引率など部活動のすべてを任せられると本業にも支障が出ますし、生活指導など専門外のところも出てきます。今は学校現場を支えたいとの思いでさせて頂いている。この部分が無ければ現状は厳しいです」

「地域でスポーツを担うためには、地域の理解を始め、財源の確保ができれば地域の指導者を目指す指導者も増えてくるのではと感じている。国、学校、地域の連携がもっと必要になってくる」

外部講師の運営側に話を聞くと、

「国家資格を取ってまでスポーツの指導をやろう、という人材を探すのはおそらく地元になる。杉並区でお願いしているコーチは、本業を持っている人なので難しいだろう。現実に今学校を支えてくれている人をみる限り、国家資格を取ってくれるような人材がいるようでいない

本業の傍らでするには荷は重く、そのような指導者を作るために国、学校、地域の連携と予算が必要なんですね。

部活

皆さんはどう思われますか?

ネットの反応

・マイナースポーツには死ねと言ってるようなもんだな
・うまくいくのは都会だけでは?地方は人足りないって・・・
・職員の現状はどうなのよ、客観的なデータみたいわ
・お金と人が足りないのはどこの業界でも一緒だったのか

どこの組織でも同じかもしれませんが、一番大切にするべきは”現場の声”(今回の場合は部活の指導教員)であり、現場の動きを決定する組織が一番現場の声を聞いていないという場合が数多くあります。

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今回は教育という一番重要な業界ですから、それを忘れず子ども達に誠意ある言動を見せてやりたいですよね。

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