
令和になり、女性タレントの平成史などが繰り返し流されていた時期…
多くの人が思い出したのが女優「のん」です。
今でも、能年玲奈といったほうがわかりやすい人もいるかもしれませんね。
ブレイクはNHK朝ドラ「あまちゃん」
「のん」の出世作といえば、いわずとしれた、NHK朝ドラの「あまちゃん」。
あまちゃんは2013年放送ですが、デビューはモデルからで2007年ということです。
あまちゃん以前にも、映画に出演しているということですから、
しっかりとした芸歴があるということになります。
そして、運命の「あまちゃん」のヒロイン。
これが大ヒットしました。
視聴率は20%超えはあたりまえとなったのですが、
視聴率については「あまちゃん」よりも高い朝ドラも多く、
あまちゃんだけが突出しているわけではありません。
しかし、秀逸なストーリーと役柄など、
あまちゃんが社会現象になるくらいの大ヒットとなったのです。
まさに、記録よりも記憶に残る朝ドラとなったのですね。
挿入歌である「潮騒のメモリー」も大ヒットしましたからね。
「ぼくとつとしていて天然の女の子」というのが、のんを語る人の多くが異口同音としている言葉です。
若さとルックスもいいですし、あまちゃん後が大いに期待されたのはいうまでもありません。
将来を嘱望されていたのに…
あまちゃん後も、もちろんひっぱりだこであり、すぐに主演した映画「ホットロード」の評価も高く、
順風満帆な将来が約束されているのは、誰もが間違いないと思ったでしょう。
しかし、
大きなトラブルが「のん」を襲ったのです。
一番は、所属事務所からの独立トラブルですね。
これが、大きく「のん」のその後を左右してしまったのです。
まず、本名であり芸名でもある「能年玲奈」という言葉を使うことが許されなくなりました。
契約上の問題なのですが、
本名が使えないというのはなんとも、一般の人には理解できませんけどね。
さらに、独立に際しての人間関係も大きく報道され、
テレビ局側が、のんの起用を敬遠するようになったのです。
のんをテレビで見ないのはそういった経緯があったからですね。
アニメ映画「世界の片隅で」ではヒロインの声を演じたのも記憶に新しいところです。
しかし、地上波(テレビ)には復帰の目処が立っていません。
ここまで、敬遠されるのも不思議なくらいです。
現在放送中の大河ドラマの脚本は宮藤官九郎で、あまちゃんのスタッフが大勢参加しているということで、
のんの復帰もあるのでは?と取りざたされました。
また、朝ドラの「なつぞら」も歴代の朝ドラヒロインが多数出演しています。
これにも、のんの登場があるのでは?
とされていたのですが、どちらも出演する様子は無いようです。
現在の立ち位置はどうなってる?
のん、6/12リリースの1stミニ・アルバム『ベビーフェイス』より「涙の味、苦い味」MV公開 https://t.co/p6eTsgsFpa pic.twitter.com/H7nf2WYPmm
— Skream! (@skream_japan) 2019年6月8日
どこかのテレビ局が起用すれば、雪崩式に人気復活になる、という向きもあるのですが、
このまま、テレビには出ず、アーティスト指向さらには映画女優として活躍の場を求めるのでは…
という立ち位置が濃厚となっています。
ネットの反応
パンツも買えない…という文春の報道もひどすぎでしたね。確かに月給5万円の時代もあったようですけど…
得体の知れない女性振り付け師と行動を共にしたのが凋落の原因だけどね
のんをテレビで見たいけど、映画女優でやってもらいたいという願望もある…
のんの復活は、元所属事務所との和解ありきということらしいのですが、
芸名の話もあって、ここまでこじれると今のままの路線でいくのかなという気がします。
「世界の片隅で」の「のん」の存在感は抜群でしたから、
このまま消えていくことはなく、
いつか、ものすごいブレイク(復活)を遂げそうな気がしますよね。
そんな日が来るのを楽しみにしている人はたくさんいることでしょう。