
金曜ロードショーが、今年4月に永眠した高畑監督の
『かぐや姫の物語』をノーカットで放送!
かぐや姫の物語の評判は?3時間に込めた金曜ロードショーの本気がこちら。
放送は5月18日ノンストップ3時間!
<出典:NEWSまとめもりー>
映画『かぐや姫の物語』は137分の大作ジブリ映画だ。
本作は高畑勲の遺作ともなり、アニメ映画としては破格の50億円以上となった事でも話題に。
ジブリ映画としては史上最高額となっている。
そもそも高畑監督といえば『火垂るの墓』であるが、巨匠の経歴についてここで今一度おさらいしておこう。
高畑監督は、1985年に宮崎駿監督と共にスタジオジブリの設立に参画。
宮崎駿が『となりのトトロ』を発表した同時期に『火垂るの墓』を公開した。
となりの~が、ほのぼのとしたタッチで描かれている映画に対し、『火垂るの墓』は戦争という過酷な時代を精一杯に生きた2人の兄妹の姿を描いた。
その心打たれる物語に、見た者全ての人の心に高畑監督の名前が刻まれた。
高畑監督はその後も、『平成狸合戦ぽんぽこ』などの作品を手がけ、宮崎監督と肩を並べる巨匠として評価されていった。
しかし、新しい作品を待ちわびるファンも多い中、今年4月に肺がんにより逝去。82歳だった。
かぐや姫の物語の評価は・・・?
さて、気になる同作の評価であるが、ヤフー映画の評価では星4つとかなりの高評価を得ている。
ジブリという高いハードルがありながらのこの評価はかなり成功した部類と言っても良いのではないか?
かぐや姫の物語の楽しみ方。
高畑監督の作品の特徴は何と言っても、繊細かつ高い構成力のある映画である・と、言っていいだろう。
細かい高畑監督の拘りは本作でも十分に楽しむことが出来る。
例えば竹取物語が原作である作中では、光る竹の光源はどこにある?などといった、普通では気にも留めない部分を掘り下げて物語を展開している。
そうした作りこみが製作費50億円まで膨れ上がった背景となっているそうだ。
制作期間はなんと8年以上。大作である本作を見たことがない人は、一見の価値があるのではないかと思われる。
ではここでは次に、ネットでの評価を見てみよう。
ネットでの声
かぐや姫の物語観たー。映像とか雰囲気とか音楽との絡まりとか、すごく良かったですけど、どうもアカデミックな匂いが拭えず、驚きとかわくわくの面で言ったら非常につまらない部類かなー。でも、とても大変良く出来た映画でした。アニメーション、ってとこに意味がある感じてすね!
— ノンチ|もふもふ⛸5/4西2N07a (@nzm_506) 2014年1月19日
RT 情熱の意味だとは思うけど、かぐや姫は私にとって大切な大切な話で、狂気と評されるとちょっと悲しい。女性だけでなく、他者に人生を決められてしまう世界に生きる者のための物語だと思うので高畑監督はどこまでも正気だと思います
— なっち (@nachisan2) 2018年4月28日
ネットの評価をみると賛否両論・・・といった印象でょうか。
ハマる人にはハマるし、そうでない人はそこまででもないな・・・という感想を抱いている印象でした。
兎には角にも地上波で3時間もノンストップというのは稀に見る出来事。
本作を楽しむのも勿論ですが、この高畑監督現象を楽しむのも、今だから出来る事なのではないでしょうか。
18日の放映が楽しみです。