トンガ噴火で令和の米騒動は起こるのか?

トンガ沖の海底火山で15日に発生した大規模噴火は、翌16日にかけ、日本各地に津波をもたらすなどその甚大な影響力を見せつけた。そうした中で、ネット上は、1991年(平成3年)にフィリピン・ピナツボ火山の大噴火をきっかけに発生したとされる日本の冷夏で、米の歴史的な大凶作をもたらした事態の「再現」を懸念する声も相次いだ。

地球寒冷化への影響は限定的か

 

大噴火は火山ガスと火山灰により日射量を減らし、大規模な寒冷化を引き起こします。 1783年、アイスランドのラカギガル山の大噴火ではヨーロッパの平均気温が1度下がり、京都大学の鎌田浩毅教授によれば、これが日本では「天明の大飢饉」を引き起こしたといいます。 世界的な食糧高騰に注意が必要です。トンガの大噴火によって、これからの火山活動と気流によっては、今年以降数年に渡って寒冷化するかも知れません。 最悪では1991年フィリピン・ピナツボ火山の噴火による冷害(1993年の冷夏)に相当する可能性があります。1993年には例夏の影響で日本ではコメの生産量が低下して米騒動が勃発した。トンガの海底火山噴火の規模について、USGSの速報だとVEIで5.8。ちなみに1992年のピナトゥボ火山は6.0で、トンガの排出量はピナトゥボの6割程度。南地球の気温を低下させる作用がある二酸化硫黄の放出量が、1991年のフィリピン・ピナトゥボ山の噴火の40分の1ほどだったとみられることが、欧州の地球観測衛星のデータから分かった。海底火山の噴火だったため、ガスが海水に溶けて大気中にあまり出なかった可能性がある。専門家は、地球の気候への影響は限定的とみているが、今後の火山活動の状況は注視していく必要がある。

フィリピンの火山噴火→北半球の気温低下→1993年米騒動という流れは間違いでは無いのが、今回のトンガの噴火は南半球で起きていて気温低下の舞台は赤道周辺から南半球でむしろインディカ米を作っている地域の方が危ない可能性は高い。南半球のブラジルやオーストラリアの秋小麦、大豆トウモロコシの収穫が大被害を受け、コーヒーも不作が懸念される。

近年は、地球温暖化が問題になっていますが、温暖化すると食料生産にとってはプラスで人類の歴史上寒冷化した時期に食糧危機、飢餓が発生しています。

もし、トンガの噴火が冷夏に影響するなら、太陽光発電の発電効率の低下にも影響があるでしょう。過度な心配は不要ですが、飼料用の穀物や長期保存がきく米は一定程度確保しておいたほうがいいかもしれません。

https://twitter.com/miyanari8/status/1483556928748126210

ネットの声

今のところ、1991年のピナツボ火山の噴火の1/5未満の硫酸エアロゾルが放出されたようだ。火山活動はこれからも続くが、現時点では当時ほどの冷却効果は見込まれない。今後の火山活動次第。

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