AKB48の岡田奈々が俳優との交際を報じられ、謝罪と共に卒業を発表。ハロプロの恋愛問題の対処方法

AKB48のエース・岡田奈々が俳優との交際を報じられ、謝罪と共に卒業を発表しました。AKB48グループ総監督の向井地美音は「曖昧になっていた『恋愛禁止』というルールについて改めて考え直す時代が来たのだと思います」とツイートしつつ、翌日には「運営に確認を取ったところ『AKB48グループに恋愛禁止のルールはなく、メンバーそれぞれが自覚を持って活動することで成り立っている』とのことでした」と報告しました。一方でももクロは結婚してもアイドル活動を続けているという形も出てきていて、一概にアイドル=恋愛禁止という時代ではありません。

ではグループアイドルとしてもっとも歴史を持つハロプロは恋愛問題についてどのように対処しているのでしょうか。

ハロプロの恋愛問題の対処方法

モーニング娘。では、2005年に矢口真里、2007年に藤本美貴が共にリーダーに就いてすぐ交際が発覚し、間を置かず自らの申し出という形で脱退。リーダーとして示しが付かない面もあったにせよ、即刻の対処は恋愛禁止に厳格だったことがうかがえました。

とくに自らの意思で結婚を選択し脱退した藤本美貴と違い矢口真里は悪くないとするファンと脱退して当然というファンに分断が生まれ、加護亜依のタバコのスキャンダルについても同様の現象が生じました。

その後、ハロプロでは交際が報道されたメンバーもいましたが、報道を否定して活動を続けるメンバーが圧倒的に多くなっています。

わざわざ恋愛関係にあることを公にしたり、結婚したいのであれば卒業という形になりますが、ハロプロは恋愛禁止という形はとっていません。

しかし、恋愛は容認していますとも公言していないので、プライベートはグレーゾーンの中でご想像にお任せしますというスタンスですね。

ハロプロは恋愛を理由に脱退したメンバーは記憶にないです。

脱退までに発展したのは2021年のjuice=juiceの高木さゆきさん。

この時期はコロナ対策を厳格に実施していた時期で報道された他事務所のアーティストと会っていたことを問題視されて、本人が事務所と揉めて脱退を望んだことが大きかったです。

また、現在のハロプロを運営するアップフロントはM-LINEという卒業したメンバーのプロダクションがあり、卒業してグループから抜けて活動しながらも、アイドルのような活動ができる形を作っています。

恋愛を公言している人もいれば、結婚している人、恋愛とは別にグループ内で問題を起こした人などさまざまな人が所属しており、人気を博しています。

特にハロプロは女性ファンの割合が大きいので、女性人気も実力もあるメンバーは卒業しても人気は落ちず、高橋愛、田中れいな、鈴木愛理、佐藤優樹のような人気があるメンバーが出演するコンサートはチケットの売り上げは多く、ハロプロ最大のライバルはM-LINEとすらいわれています。

プライベートや今後のキャリアプランなど様々な理由でアイドルグループ活動から離れて、個人で活動しながらもアイドルっぽいことができる受け皿を作っているハロプロの取り組みはAKB48の先行事例として参考になるかもしれません。

ネットの声

「M-line Special in 武道館」はいつですか?

スキャンダルだらけのハロプロのアンチテーゼとしてAKBが出てきたけど、結局AKBもスキャンダルだらけ

『恋愛禁止』うんぬんとか触れだしたら墓穴掘ることしかないんだから、最近の我が軍(ハロプロ)みたいにそこはオフィシャルとしては一切触れずに、何か起きちゃった時だけ(某高木等)その都度粛々と事務的に処理してけばええねんって。こんなのオフィシャルで言ったら辻褄合わないことだらけなんだから

 

というより、コメ欄見て感じたのは、AKB界隈とハロプロ界隈の感覚の違いというか、恋愛禁止派がそこまで多くいる(と思われる)ことへのカルチャーショック。文化が全然違うんだなぁ。

Twitterでフォローしよう

pick up