
「ハロプロには25歳定年制度がある。」ハロオタなら一度は聞いたことがある噂が真実味を帯びてきて、アイドルと職業選択の自由、年齢の問題にまで波及してきている模様。
アイドルの影の部分に迫ります。
ハロプロ25年定年説は本当か?
2011年のハロプロアイドルの卒業時のメンバーの年齢をまとめてみると
高橋愛:25歳
道重さゆみ:25歳
嗣永桃子:25歳
矢島舞美:25歳
宮崎由加:25歳
和田彩花:24歳
新垣里沙:23歳
田中れいな:23歳
清水佐紀:23歳
中島早貴:23歳
鈴木愛理:23歳
徳永千奈美:22歳
須藤茉麻:22歳
夏焼雅:22歳
岡井千聖:22歳
熊井友理奈:21歳
真野恵里菜:21歳
萩原舞:21歳
菅谷梨沙子:20歳
福田花音:20歳
光井愛佳:19歳
尾形春水:19歳
工藤遥:18歳
相川茉穂:18歳
藤井梨央:18歳
鞘師里保:17歳
鈴木香音:17歳
前田憂佳:17歳
田村芽実:17歳
小川麗奈:17歳
田口夏実:17歳
大塚愛菜:15歳
小川紗季:14歳
島村嬉唄:14歳
となっていて、25歳を超えた人はいません。
初期メンバーの中澤裕子さんは27歳と最高齢で卒業ですが、2011年以降は25歳を誰も超えていません。
17歳が多いのは大学進学が理由と推測できますが、25歳が多いのは謎。
ここからハロプロ25歳定年説が生じているのですが
アンジュルムのハロプロリーダー和田彩花さんは、この25歳定年説に対して
「年齢に対する関心だけが膨れ上がり、とある人間の次なるステップを純粋なその気持ちで考え出したその答えを思いやることができないのか?」
「年齢を出して話を解決しなければいけない2018年の終わりかけに、がっかりだ」
とブログで激怒してファンをざわつかせています。
そして、「ずっとアイドルでいたい」と言っていた和田彩花さんも24歳で卒業となりました。
また、和田彩花さんはマネージャーに対して
いつも結婚だけが女性の幸せじゃないと言ってきた
にもかかわらず、卒業ソングのミュージックビデオでウエディングドレスを着させられたことに激怒したとのエピソードを語っていたので
事務所、マネージャーから「年齢的にもそろそろアイドルの次の人生を考えたら」という趣旨のやりとりは何度かあったのでしょうね。
それでも和田彩花さんは自身の哲学を曲げずに
卒業後は充電期間を経て独自のアイドル像を築いていくそうで、アップフロント所属でアイドルは続けていくみたいですね。
では、なぜアンジュルムとハロプロは卒業するのでしょうか?
謎は深まるばかりです。
先週のゴチャで森ティが「あやちょが卒業してハロプロに同期が居なくなった」と言っとったね〜
— A-KEY (@A_KEY2018) June 29, 2019
アイドルはいつまで続けるべきか?
このハロプロ25歳定年説が本当だとしても、それは悪いことなのでしょうか?
一見「年を取ったらお払い箱」という印象も受けますが、アイドルなんて続けていてもいずれ人気が低下します。
自由な恋愛もままならずに、若いうちはルックスが良ければちやほやされますが
一般社会から隔絶され、週刊誌やSNSの書き込みを気にするとプライベートもありません。
アイドル活動を続けていても気が付いたら転職することもできなくなり、婚期も逃してしまいます。
「そろそろ現実を見なさい」と言ってくれるほうが、アイドルの人生に向き合っているような気もしますね。
ちなみにAKB48は卒業が比較的遅くて、小嶋陽菜さんが29歳で卒業、篠田麻里子さんが27歳で卒業しています。
現役メンバーでは柏木由紀さんが27歳、大家志津香さんも27歳で最年長となっています。
指原莉乃さんが先日26歳で卒業されましたが、上の世代の卒業が遅れると下の世代が世に出ることが出来なくなってしまいます。
AKB48は実際に人気が低迷中で秋元康さんは別グループを続々と作って話題性と新鮮さを維持していますが
そのグループもいずれ飽きられて高齢化していくかもしれません。
ハロプロが20年続いている理由が25歳定年制だとすれば、必ずしも悪いとは言い切れませんね。
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事務所も定年説の存在を認めています。
ハロプロが沈黙を破り25歳定年説に対してカウンターを仕掛けてきました。
juice=juiceから宮崎由加さん(25歳)が卒業するにあたって作られた新曲のタイトルが
25歳永遠説
事務所からの25歳で卒業させます。
それが何か?
という挑戦的な態度なのか、定年なんてないからこの曲が出せるのか分かりませんが
歌詞を見てみると
25歳永遠説
自由を知っている
次の季節がもう来るよ
どんなもの着よう
となっていて、25歳という年が自由に次の人生の選択ができるという意味に取れますね。
またラストのフレーズは
昨日 今日 明日もそう明後日も
わたしはずっとわたしだよ
となっていて、アイドルを卒業しても一人の人間として変わらないというメッセージですね。
モデル業や演技、ラジオ、地元石川県の情報番組など卒業後も芸能界で活動を続ける宮崎由加さんを応援したくなる曲となっています。
この曲のタイトルや歌詞から見えることは
20年間10代からアイドルを預かってきたハロプロが様々な経験を繰り返した結果として
アイドルは25歳までで区切るのが、総合的に良いと判断しているのでしょう。
きれいごとならいつまでもアイドルでいて欲しいと言えますが、現実はスーパースターでない限り難しいです。
ちなみにハロプロはアイドル界ではトップクラスに待遇が良く、正社員契約のまま卒業後もタレント、女優、スタッフとして正社員で居続けることができる優良事務所でもありますが
ハロプロのアイドル活動は全国のコンサートツアーが多く、かなりの体力仕事で単純に体力的に25歳が限界なのかも。
皆さんはアイドルと年齢についてどう思いましたか?
ネットの声
「とにかく幸せになってほしい」
「変な男に捕まるぐらいならアイドルでいて欲しい」
「女優、タレントで成功するタイプは早々にアイドル色が抜けている」
というような反応でした。
近年では女性の晩婚化、未婚化が進んでいるので、アイドルの辞め時は難しいのでしょうね。
女性アイドルの数がとてつもなく増えているので
アイドルを辞めようが辞めまいが芸能界に席はあまり残って無いのは間違いありません。