
ダチョウ倶楽部のメンバーで、お笑い芸人の上島竜兵さん(61)が、自宅で死亡しているのが見つかった。
11日午前0時ごろ、東京・中野区の上島竜兵さんの自宅で上島さんが首をつっているのを家族が見つけ通報した。上島さんは病院に運ばれ、死亡が確認された。
自殺を図ったとみられている。
上島さんは、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部のメンバーとして活躍していて、テレビ各局のバラエティー番組に出演していた。
61歳だった。
上島竜兵さんが自殺した理由
一般論として精神と健康のバランスが崩れやすい年齢で現役からリタイアを考え始める年齢です。また、ダチョウ俱楽部の芸がコロナ向きではないことから一時期は仕事が激減して、再び回復してきたものの、様々なコロナ渦での制約もあり、以前のようにウケないということも冗談交じりにトークしています。
上島竜兵さんは、トーク番組に呼ばれた際は自信がなさげで、後輩の有吉弘行氏からフォローされることもしばしばで実は繊細な方だと思っていました。
また、新型コロナウイルスによって可愛がられていた志村けんさんが亡くなるなど、上島竜兵さんにとってはショッキングだったことは想像に難しくありません。
ダチョウ倶楽部(上島竜兵、肥後克広、寺門ジモン)は、2002年秋から『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)の正式レギュラーとして登場。さらには、2006年から始まる志村さんが主催し主演を務める舞台演劇『志村魂』の一員として、全公演に出演し続けた。
今年3月の週刊女性でのインタビューでは「コント収録や舞台の稽古がないスケジュールを見ると、『あ、志村さんはもういないんだ』って思いますね」とコメントしています。
また、「アクリル板越しでは面白くならない」とコロナ渦でのお笑いの難しさを吐露しています。
上島竜兵さんにとって志村けんさんの死去とコロナ対策の中での制限はお笑い芸人としての根底を否定されているような感覚があったのかもしれません。
また、お笑い芸人仲間との飲み会がコロナでなくなったことも要因だったのかもしれません。
一方で人が良く売れっ子の劇団ひとりや有吉弘行、嵐の大野智などに慕われる人柄の持ち主で芸能界の中では動揺が広がっていることでしょう。
実際の自殺の理由はわかりませんが、暗いニュースが多い中で心の健康を維持していくことは今の時代誰にとっても重要となります。
芸能人の自殺報道におけるニュース
芸能人の自殺はウェルテル効果と呼ぶ後追い自殺を増やすことが分かっているので、抑制的に報道するのがルールとなっているはずですが、ニュース番組は自宅前から中継を行うなど、ルール無視の報道がまかり通っています。
悩みや不安を抱えて困っているときには、電話やSNSで相談する方法があります。
「こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)」など複数の窓口があり、厚生労働省のウェブサイトにも案内があります。
ネットの声
続く芸能人の自殺。上島竜兵さんも苦悩していたのかも。名言は「オレにはオレの笑いがある。あれもこれもと欲張らず、自分の笑いをとっていけばいい。」「俺が死んだら熱湯かけてくれよ」「声に出してバカにしてくれよ」「俺は見た目だけじゃなくハートまでヨゴレなのよ」こんな事を言えるのは誠実な人
上島竜平さんのニュースやってるけど「アクリル板越しでは面白くならない」とかコロナの影響で悩んでたみたいね それに加えて数日前のファイト一発の人の件もあって連鎖しちゃったのかねえ