千鳥はなぜ天下を取れたのか。

岡山県出身で高校の同級生コンビ。2000年にコンビを結成して以降、二人は互いを信頼し、いろんな困難にも打ち勝ってきた。芸人の憧れM-1グランプリの決勝にも、結成からたった3年で進出し、その後4回もM-1決勝のステージに立つことになる。

大阪ではロケの王様と称され、年間200本のロケをこなしていたらしい。しかもロケの合間には漫才やそれ以外のテレビ仕事をしていたから、目が回るほどの忙しさだったろう。2012年に東京進出を果たした、切れ味鋭いツッコミのノブさんと、嘘がなく誰からも愛されるキャラクターの大悟さんのコンビは、あっという間にお茶の間の人気者になっていきました。

そんな彼らは千鳥ファミリーといってもよいかまいたち、ダイアンとFNS27時間テレビのメインMCに就任することが決まりました。

すでに千鳥は天下を取ったといっても過言ではないでしょう。

他の芸人のコメントから読み解く千鳥の凄さ

麒麟の川島曰く

「ノブが覚醒したんやろな、大悟は何にも変わらずずっとおもろい」

平成ノブシコブシ徳井曰く

「芸のことで言えば、ボケとツッコミをきっちり分けていないところもすごい。両ボケ両ツッコミ」

2人のコメントからうかがえるのは二人とも面白いということです。なかなかダウンタウン以外で二人とも面白いというコンビは少ないです。くりぃむしちゅー、サンドウィッチマン、バナナマンと現在芸能界で活躍しているお笑いコンビは確かに両方面白いですね。

千鳥のコンビバランスの良さは見ていてもよくわかります。

回り道をした千鳥

千鳥は中断期間を挟んで復活する前のM-1グランプリに出場していました。

他の芸人がM-1というフォーマットに合わせて勝ち方を分析した漫才をするなかで、千鳥は自分達が面白いと思う漫才を貫いていました。

M-1で結果を出すことはできなかったものの、千鳥は売れるまで時間がかかった分、自分たちのお笑いを時間をかけて成熟させていきました。

また、千鳥はテレビに出るようになってもテレビサイズのお笑いに合わせないスタイルです。そのスタンスははネット時代との相性が良く、視聴率だけではなくTVerの見逃し配信の成績も評価される時代になり、一気に千鳥の時代が来たといえるでしょう。

矢沢永吉の名言に「近道をしたものは必ず近道に潰される」というものがあります。

M-1でも結果を残せず、安易にyoutubeに進出したりせず、自分たちのお笑いを磨いてきた千鳥はかっこいいですね。

https://twitter.com/fns27htv_fns/status/1627290174014234627?s=20

ネットの声

大御所、俳優、中堅芸人、どこにでも強い千鳥。若手芸人、人気タレント、アイドルに強いかまいたち。師匠、新喜劇に強いダイアン。この3組がいれば全方位制覇できる

 

Twitterでフォローしよう

pick up