
日本でも最高気温が41℃を超えたり、熱中症で死亡する人が20年で7倍に増えています。
台風が猛威をふるって例年にない水害が発生した2019年の夏も地球温暖化の影響は感じましたし、南極や北極の氷が溶けたり、海面の推移が高くなったり現実を知れば、地球温暖化が進んでいる事実を受け入れずにはいられません。
しかし、アメリカ元大統領のドナルド・トランプを筆頭に地球温暖化は嘘と言っている人もいます。
今回は地球温暖化は嘘という主張の根拠を紹介します。
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地球温暖化の概念は、中国の工場制手工業がアメリカよりも有利にならないように作られたものである。(ドナルド・トランプ)
この説が一定程度の説得力を持つのは、地球温暖化対策のために先進国がコストをかけた結果として、地球温暖化を無視して経済成長にひた走る中国が得をしたというのはまぎれもない事実だからです。
Google、 Amazon、 Apple 、Facebook などのメガグローバル企業や財閥、投資銀行などが2000年から現在にかけて金融自由化の恩恵を受けて、中国に投資してきたという経緯からみても、アメリカやヨーロッパでは中国有利になる政策を金融街の連中が推進したというストーリーは、当たっているところもあると思います。
実際、ヨーロッパはEV車を環境対策として推進していますが、中国では石炭発電が多く、電気自動車よりもガソリンエンジンの方がco2排出量は少ないのは自明です。
にもかかわらずEVを推進するのは、中国もヨーロッパも石油の輸入に頼ることで中東に依存したくない・日本の自動車産業のシェアを奪いたいわけです。
中国にとっては、貿易戦争を繰り広げているアメリカが石油市場を仕切っているため、石油輸入も依存したくないわけですね。
ヨーロッパにとっても中東からの移民、難民対策が政治的に大きな課題となっていて、中東にNOといえない状況は望ましくないわけです。
中国、ヨーロッパともに政治的な理由で石油に依存したくないので脱火力発電、脱ガソリンエンジンを推進するための理由として地球温暖化問題を過剰に強調している部分があります。
アメリカにとっては、地球温暖化対策をまじめにやると中国、ヨーロッパに対して政治的に分が悪くなるので、トランプ大統領は地球温暖化懐疑論をぶち上げているように思います。
というわけで、地球が温暖化しているのは、間違いないですが、それが二酸化炭素の増加が原因かどうかは定かではなく、アメリカ以外の国が地球温暖化問題に取り組むのは石油を取り巻く政治的理由であることが大きいです!
地球温暖化は400年前から始まっている
『地球油はもう温暖化していない』の著者であり、中央大学名誉教授の深井有教授は
「周期的に温暖化と寒冷化を繰り返す地球は400年前から温暖化に突入ししていたことが原因で気温が上がっている」
との学説を出しています。
この見解によれば、地球は2020年にも寒冷期を迎えるため、今後どんどんん気温は下がっていくだろうとの予測が立てられています。
この説のようにここ数十年で地球は温暖化しているが、それがCO2排出によるものであるかどうかはさまざまな解釈があって実際のところよくわかっていないのが実態です。
その他にも宇宙線原因説や太陽の運動変化によるものという説があります。
このように人類の近代化による二酸化炭素の排出がどれだけ地球に影響を及ぼしていて、二酸化炭素の排出量を減らすとどの程度効果があるのかはよく分かっていません。
分かっていない以上はトランプ大統領のような地球温暖化は嘘というトンデモ論がまかり通るのも否定する根拠がないので仕方がないでしょうね。
今後、寒冷化していったら、トランプ大統領にとっては、そらみたことかになるわけですし、その可能性も十分あります。
日本は地球温暖化にどう向き合うか
日本は2011年東日本大震災以降は原子力発電の割合が下がり、火力発電で埋め合わせているのでCO2排出量は減少していません。
もし二酸化炭素の排出が問題なら、削減しなければまずいですが、現状は自然エネルギーはまだ戦力にならず、原子力発電の割合を増やすしか解決策はありません。
しかし、地球温暖化対策に熱心とされる人はこの火力発電の代替エネルギーは原子力しかないという事実からは目をそらしていることが多く、本質的な解決策が提示されることはありません。
また、ごみの燃焼に関する技術は日本は世界一といわれていて、ごみを減らして削減できる二酸化炭素も少ないのです。
というわけで、日本は原子力に対してのスタンスが定まらない限り地球温暖化対策も打ち出すことはできないでしょう。
そもそも日本の二酸化炭素排出量は全体の数%ですから、もっとも二酸化炭素を排出するアメリカと中国がまじめに取り組んでいない現状では、日本が何をしても無力。
個人的には、寒がりなので地球温暖化はどうでもよいです。
日本では「ドイツを見習え」と繰り返しメディアが報道している。地球温暖化、CO₂の削減だと恐怖を煽っている。これって暗示だよ。呪いをかけているんや。洗脳ともいう。おかげで自然エネルギーというだけで誰も反対できなくなっている。プロパガンダに操られているんやね。 pic.twitter.com/05LpG11yL7
— 由良 守生 (@zan4736511) June 9, 2019
ネットの声
人間の侵入などによる危機にさらされているなか、イソギンチャクとクマノミは、速やかに環境の変化に適応する必要がある。
国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2018年、地球温暖化による気温の上昇を1.5度未満に抑えても、サンゴ礁の70%以上が失われると警鐘を鳴らした。
異常とも言える豪雨、強大化する台風は、気候温暖化によるものなのか?気象庁は、11月12日衆院環境委員会の田村貴昭議員の質問に対して「気候変動に関する政府間パネルの報告書では、地球温暖化により台風などの強さが増していく可能性がある」と答弁「激甚化に警戒する必要がある」述べました。