「歩きスマホ」、トラブルありすぎてついに罰金対象に!?
近年問題になっている「歩きスマホ」がついにハワイで罰金対象になるそうです!
日本にも取り入れられる可能性のある、その罰金金額と内容とは・・・
ハワイで「歩きスマホ」を禁じる条例が可決
日本でも非常に問題になっている「歩きスマホ」。
駅のアナウンスや、壁のポスターや貼り紙でしばしば注意喚起がされていますが、ほとんどの人はそれを無視してスマホ画面を見ながら歩いていますよね。
そんな「歩きスマホ」ですが、実は問題になっているのは日本だけではありません。
同じく歩きスマホが問題になっているアメリカ・ハワイ州のホノルル市で、ついに罰金対象になることが決定しました。
その条例名が”Distracted Walking Law(注意散漫歩行条例)”と呼ばれ、注意散漫の歩行によるけがや事故を減らすための施策として可決されました。
この条例が適用されるのは、「スマートフォンやデジタルカメラなどの携帯電子機器を見ながら道路を横断」した場合で、歩行者を対象にした条例。
日本のように、駅構内や道路以外の場所で行なった場合にも適用されるのかはわかりませんが、少なくとも「歩きスマホ」をやめさせるきっかけにはなりそうですね。
「歩きスマホ」で罰金1万円
この条例にひっかかってしまった場合、罰金制度も設けられています。
その金額は、違反の回数に応じて変動するようで、15~99ドル(日本円で約1650円~1万円)となっています。
具体的には以下の通り、定められています。
1回目→15ドル~35ドル
2回目(初犯から1年以内)→35ドル~70ドル
3回以上(初犯から1年以内)→75ドル~99ドル
とはいえ、通報のための緊急電話やオーディオ機器の使用は例外として、禁止行為には含まれないことになっています。
日本でも事故の元となっている「歩きスマホ」
日本では、実際に「歩きスマホ」が原因でどんな事故が起きているのでしょうか?
まず、東京消防上の調べによれば、東京都内だけでも平成22年から26年までの5年間で152人もの人が、歩きスマホが原因で事故にあって救急搬送されています。
実際に起きた事故例を挙げると・・・
・携帯電話を操作しながら歩行中、ポールにつまずいて転倒し、ブロック角で顔面を受傷
・スマホを操作しながら歩いていた中学生がホームから転落
・携帯電話を操作しながら歩いていた男性が踏切に進入し、電車にはねられて死亡
このような事故が絶えない日本でも、近い将来同様の条例が適用される可能性はありそうですよね。
むしろ個人的には日本でこそ条例を設けたほうがいいのではないかと思います。
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