
自殺する人が後を絶たない昨今。残念ながらまた自殺者が出てしまいました。
それもまだ未来のある高校3年生の女生徒です。
そして、その原因はまたもや・・・
熊本で女子高生が自殺
出典〈NEWSまとめもりー〉
日本では自殺する人が後を絶ちません。
昨年の2017年には21,140人もの人たちが自殺をしてしまっています。
1日単位にすると約58人。
1時間に2人以上の人が自殺をしてしまっているのです。
今までの最多は2003年の34,427人なので、
それと比べれば大分改善されている傾向がありますが、
それでもまだまだ問題は山積みといえます。
そんな中、また残念なニュース。
熊本県で高校3年生の女生徒が自殺をしてしまいました。
女生徒の遺書が自宅に残されており、
「死ねばいい」と同級生たちから言われていたこと、
「とても苦しかった」、「もう死にたい」など、
いじめを受けていた事実や、
とてもつらい心情が書き連ねられていたそうです。
また、熊本ではちょっと高校生の自殺数が多いような気がします。
これまでにあった熊本で起きた似たような事件を調べてみました。
ほかにもあった熊本の女子高生自殺
出典〈NEWSまとめもりー〉
2013年8月には当時15歳の高校一年生が自殺をしてしまいました。
こちらの事件ではコミュニケーションアプリの「LINE」に脅迫めいた文章を
送信され続け、それがストレスになって自殺してしまったようです。
自殺した生徒の親は教職員がいじめに対して適切な対応をしなかったということで
裁判を起こしています。
教職員らはいじめを認識しており、その上で親には嘘をつき、
いじめをひた隠しにしていたそう。
しかし、いじめを受けていたことを認めながらも、
自殺の原因といえないと結論付けられてしまいました。
また、2013年4月にも、似たような事件があり、
熊本県山都町の県立高校3年の女子生徒が自殺しています。
こちらも学校側はいじめを認めつつも、
「自殺の要因だったかは分からない」としていました。
当然こちらも両親が納得するはずもなく、
第3者の調査委員会を設けて、報告書を提出してもらったようです。
なんだか対応が後手後手に回っている印象ですね。
起きてからの問題対処より予防のほうが誰もが喜ばしい結果になると思うのですが・・・
また今回の事件に関してネットでも話題になっています。
ネットの声
出典〈白浜へ行く〉
・逮捕しろ
・中学も高校も素行不良生徒は簡単に停学や退学させられる制度を整えるべき
・人生一番楽しい時じゃんなんで死なないとあかんのよ
まだ若い命が断たれてしまったことについて嘆く声。
また、学校側の対応も改善が見られない点について、
批判する声が多く上がっていました。
今回の事件も教育委員会は事実関係を調べているそうですが、
実際どこまで明らかにしてくれるのでしょう・・・
自殺が起こってからの対処ではなく、起こる前に未然に防ぐ対策を強化していただきたいものです。