
運命的な恋ををした女性が、姿を消した彼と瓜二つの別人と出会う。
過去を忘れられず避けるが好意を抱かれてしまい……。
『ハッピーアワー』で国際映画祭主要賞を受賞した濱口竜介の商業映画デビュー作。
『寝ても覚めても』:作品情報
<出典:cinemarche>
過去に運命の出会いをし恋に落ちた女性。
彼女の前からその恋人が姿を消し2年。
あるときいなくなった恋人と性格は違うが顔は瓜二つの男性と出会い……。
第32回野間文芸新人賞を受賞した小説家・柴崎友香原作の同名小説を東出昌大、唐田えりかが主演で映画化。
過去の恋人が忘れられない女性の複雑な恋を描きます。
『寝ても覚めても』予告動画
映画監督を務めるのは『ハッピーアワー』で多くの国際映画祭主要賞を受賞した濱口竜介が務め、
自身初の商業映画作品となっています。
『寝ても覚めても』スタッフ&キャスト情報
・映画公開予定日:2018年9月1日
・原作:『寝ても覚めても』(河出書房新社)/柴崎友香
・監督:濱口竜介
・脚本:田中幸子/濱口竜介
・製作:C&Iエンタテインメント
・出演者:東出昌大/唐田えりか/瀬戸康史/山下リオ/伊藤沙莉/渡辺大知/仲本工事/田中美佐子
『寝ても覚めても』:あらすじ
<出典:cinemarche>
朝子(唐田えりか)はあるとき百貨店のエレベーターホールでエレベーターを待っていると
中から降りて着た男、麦(東出昌大)に出会います。
麦はひょうひょうとした性格をしており、素足にゴム草履の出で立ち、
そして歌を口ずさんでいました。
そんな彼の姿に心を奪われる朝子。
別の日に朝子は偶然にも飲み屋で麦と再会します。
それから2人は遊ぶようになり、付き合う仲に発展。
しかし麦は朝子の前から姿を消すこともしばしば。
かと思えばいきなり現れることもありました。
麦の素行や過去には謎めいた部分もありましたが
不思議な魅力を持つ麦に恋をしている朝子は、そんな事を気にもとめていませんでした。
そんなある日、麦は急に上海に旅立ちます。朝子の元に帰ってくることはありませんでした。
麦がいなくなって2年後、朝子は東京へと引っ越しカフェで働きながら暮らしていました。
朝子の働いているカフェがあるビルの一社にコーヒーを届けることとなり、向かうと
そこにはいなくなってしまった恋人の麦と、顔が瓜二つの男性、良平が立っていました。
名前も年齢も性格も違う。だけど顔だけは似ている。
そんな彼を最初は遠ざけていた朝子でしたが、
良平は彼女のことが気になり強く惹かれるように。
次第に朝子も良平が気になりだし、やがて2人は付き合うように……。
同じ顔の別人を東出昌大が見事に演じ分けて物語のリアリティを高めています。
「運命の人が2人いた」切ないラブストーリーをぜひご覧ください。