J1サガン鳥栖は降格争いを演じながら、経営危機も表面化。

良いところがなく、チーム消滅の危機?とも囁かれていて、サポーターが不安視しています。

そこでサガン鳥栖の歴史と現在の状況をまとめてみました。

サガン鳥栖の歴史

1994年にJリーグ加盟を目指して静岡県の強豪アマチュアチームのPJMフューチャーズを佐賀県鳥栖市に移転。

鳥栖フューチャーズが発足したものの、親会社だったPJMジャパンが撤退して深刻な経営難に陥り、1997年に消滅。

その後、地元の存続を求める署名活動の甲斐があって、サガン鳥栖が誕生して

1999年にJ2に加盟。

過去の反省から大口のスポンサーは設けず、小口の株主を多くすることによって経営の安定化を図った。

しかし、7万人のホームタウンから小口スポンサーを集めても経営規模が小さく、経営の主導権もあいまいでチームは経営難にまたしても陥ることになります。

社長である古賀が選手・監督らを創価学会および公明党関連の行事、選挙活動へ出席させたり、株主からの決算書開示請求を放置した商法違反などを始めとしたクラブ経営の公私混同ぶりが露見。

社長は交代となり、Jリーグが新しいメインスポンサーが見つかるまでクラブの運営を事実上面倒をみることとなりました。

このときライブドア堀江貴文氏も買収に名乗り出ましたが、人材ネットワーク会社「クリーク・アンド・リバー社」を経営する井川幸広氏に2005年経営権を譲渡。

その後、大口スポンサーを集め、資金源を確保しつつチームを強化。

2011年に初のJ1昇格を果たして、以降現在までJ2降格はなくJ1を舞台に戦い続けています。

ホームタウン人口が7万人のクラブの原動力は鳥栖駅すぐそばのサッカー専用スタジアム。

収容人数2万5000人のコンパクトな専用スタジアムの臨場感は、素晴らしいです。

観客動員は平均して1万5000人を超えるため、鳥栖市民の5人に1人がスタジアムに試合を見に来ていることになります。

JR鳥栖駅も完全にサポート体制。

この超地域密着型のマーケティングと地域外の大口スポンサーの両輪でクラブは機能しています。

素晴らしい民間の経営者を迎え入れて、地域密着型クラブのお手本とされて、サッカー界以外でも地方経済の活性化のようなテーマで経済誌にも取り上げられています。

しかし、サガン鳥栖は素晴らしいとサッカー界以外でも褒められるようになったときには、すでにチームはうまくいっていないというのはよくある話。

「盛者必衰」の原則ですね。

大分トリニータもテレビの経済番組で取り上げられて称賛を受けましたが、その時は経営破たん寸前でした。

では、サガン鳥栖の現状を見ていきましょう!

現在は債務超過寸前で退会危機。

7万人の鳥栖市にあるサガン鳥栖がJ1にいることは、地元住民にとっては誇りでしょうが

J1にこだわり続けたつけが再び経営危機と表面化。

J1に残留し続けるには年間でチーム人件費が15億円必要といわれています。

サガン鳥栖は2017年のチーム人件費は16億円ですが2018年には26億円に拡大。

元スペイン代表のフェルナンド・トーレス選手の獲得は大きな話題となりましたが、年俸6億円に見合った活躍は出来ませんでした。

夏に引退しています。

https://www.instagram.com/p/B1tYDq8H8WG/?utm_source=ig_web_options_share_sheet

一方で、年間6億円のスポンサードを支払っていたサイバーエージェントが経営方針を巡って、不信感が増大して撤退。

「お金が無いんです」と営業しておいて、一方で大物外国人選手を獲得すれば「話が違う」となりますね。

また、バスケットボールチームを創設したのは良いとしてもこのような報道も出ています。

佐賀市の畑瀬信芳副市長(60)が18日、市議会に説明せず廃校となった旧富士小学校体育館を改修し、市政を混乱させたとして引責辞任した。畑瀬氏は、懇意にしていたJ1サガン鳥栖の竹原稔社長(58)から「バスケの出来る体育館を探している」などと依頼を受けたという。竹原氏の息子哲平氏は社会人バスケチーム「佐賀バルーナーズ」の社長で、同チームの運営会社は畑瀬氏の息子が働くなど関係性が問題視されており、市も把握していた。

サガン鳥栖竹原社長と副市長の関係が「民間との癒着、利益供与の疑念を与えた」と問題視されたわけですね。

また、息子がバスケットボールチームの社長というのもイメージは悪いです。

地方は人材不足なのでコネに頼る部分はあるにしても、それは公私混同と隣り合わせです。

また、降格を免れるための赤字体質は、慢性化しており、累積債務は20億円

良い監督を引っ張ってくるんですが、勝てなくなると高額な違約金を支払って解任することが続いています。

このあたりも社長の権限が強すぎる印象はぬぐえないですね。

サガン鳥栖は2019年シーズンで純資産3000万円以上の赤字を出すと債務超過に陥ることになります。

Jリーグは債務超過クラブは退会させる制度が出来たので以前のように救ってはくれません。

というわけで、あまり未来がないサガン鳥栖は今後どうすべきかというと・・・。

観客動員数でJ1リーグ10番手のサガン鳥栖ですが、ホームタウン人口とスタジアムの収容人数(2万5000人)を考慮すると収入の伸びしろは小さいので

チーム人件費を削り、赤字を少しずつ解消しながら残留し続けることを目指すしかありません。

そのためには、若手選手を積極的に起用して育てて高く売っていく必要があります。

クラブは引退後もフェルナンド・トーレス選手を育成スタッフとして残すと発表していますが、

フェルナンド・トーレス選手のネームバリューがあれば、九州の有望選手の獲得とヨーロッパの転売ルート確保という面で効果があるので

本当の意味でサガン鳥栖に貢献するのは現役引退してからになるかもしれません。

選手や監督はこの地方クラブからは契約が終わるといなくなりますが、設備やノウハウは財産として残るので

地に足を付けて、育成クラブとして歩みを進めていってほしいですね。

ほかに道はないので。

ネットの声

今年降格したら、どこまで落ちていくか分からない。

降格したらヤバい
既に補強に経営難の影響が出てる

主力移籍は勘弁して下さい。

個人的には金監督が優秀なので、長期契約で若手選手を育成していけばしばらく降格することは無いと思います。

おすすめの記事