コンサドーレ札幌選手会、異例の給与減額申し入れ
KASHIWA, JAPAN - APRIL 14: (EDITORIAL USE ONLY) Players of Consadole Sapporo pose for photograph prior to the J.League J1 match between Kashiwa Reysol and Consadole Sapporo at Sankyo Frontier Kashiwa Stadium on April 14, 2018 in Kashiwa, Chiba, Japan. (Photo by Masashi Hara/Getty Images)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、いよいよ日本のプロスポーツチームの経営を揺るがし始めているようだ。サッカー・Jリーグのコンサドーレ札幌は4月6日、全28選手から2020年シーズンの給与減額の申し入れがあったことを公表しました。

チームの存続にかかわる問題

コンサドーレ札幌は今シーズン新型コロナウイルスの影響もあり、5億円の赤字を試算していました。

選手会から給料の減額の申し入れがあり、総額1億円の人件費が浮くことになります。

コンサドーレ札幌野々村社長は、赤字幅を縮小して当初の契約通り給料を支払えるように経営努力をするとして給料減額をまだ受け入れていませんが、どっちにしてもチーム存続の危機であることは間違いありません。

コンサドーレ札幌のスポンサーは、近年の海外旅行客の多さとサッカーの海外人気を結び付けてタイの国民的英雄チャナティップを獲得するなど観光業のスポンサーが多いですが、観光産業は現在壊滅状態で来年度のスポンサー収入は期待できません。

選手としても、このままでは来年に中心選手が残せない状況になることは目に見えているので、これまでの積み重ねを崩さないためにも今シーズンの給料減額を呑んで、来シーズンへのチーム全体のダメージを緩和させたい意向があったと思います。

感染爆発が起きているヨーロッパでは、FCバルセロナのメッシ選手は給料70%を受け取らないと表明しましたし、サッカー界では給料自主返納でクラブを守る動きが進んでいます。

北海道は日本の中では、新型コロナウイルスの感染拡大の時期が早かったので、経済的な打撃も早く広がり、コンサドーレ札幌が日本のプロスポーツで初めて給料減額を申し出たクラブになりましたが、今後は他のチームでも同様の動きが日本でも広がり、なんとかチームの破産や中心選手の大量解雇という事態を避けるという動きが広がっていくでしょう。

札幌の2020年の推定の総年俸は7億5,000万円くらいなので、1億円という金額は給料2割カットを申し出たという感じでしょう。

今季の赤字分は来シーズンの契約更改に跳ね返ってくるので、来季クビにされたり、大幅減棒になるなら今シーズン選手全員で少し我慢しようというコンサドーレ札幌選手会の判断は賢明かもしれません。

ネットの声

うーん、北海道コンサドーレ札幌
という組織は本当に別格だな。
経営陣の経営感覚は抜群だったが、選手まで経営感覚を持ってるとは・・・

コンサドーレ札幌の選手が全員で給与減給を申し出たのが美談とされてるけど「全員」ってのがほんと嫌。若手はこんなの嫌ですなんて絶対言えないだろ。そのへんのサラリーマンと変わらない年俸の人も多いのにさ。

コンサドーレ札幌の選手、凄いな。ご家族だっているでしょうに…
チーム自体がなくなることを考えたらの決断なんでしょうね
これを変な見本に仕立てあげて従業員や所属の人に犠牲を強いる発言をするような会社や組織が出ないで欲しい
これはあくまで自発的なもの

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