Jリーグ優勝争いの行方。賞金総額32億6000万円はどこのチームに？

2019年Jリーグも終盤戦に差し掛かってきました。

優勝すると大きな賞金を手に出来るので、どのチームも必死ですね。

今シーズンの結果が今後のJリーグの序列にも大きな影響を与えると思います。

今シーズンの賞金の行方を占ってみましたので最後までご覧ください！

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賞金の内訳

2019年J1の賞金総額は32億6000万円となっています。

自由に使える賞金が優勝3億円、2位1，2億円、3位6000万円。

選手補強以外に使える理念強化配分金は、このようになっています。

優勝チーム：1年目10億円、2年目4億円、3年目1.5億円
２位チーム：1年目4億円、2年目2億円、3年目1億円
３位チーム：1年目2億円、2年目1.5億円、3年目なし
４位チーム：1年目1.8億円、2,3年目なし

賞金として一気にクラブに渡すと計画を練る時間もなく、選手補強に使って1年で無くなってしまうので、設備投資など長期的な視野に立って使用できるように工夫しています。

上記の賞金を利用して昨シーズン2位の鹿島アントラーズは下部組織の施設を充実させました。

鹿島アントラーズ「アカデミーハウス」が完成。
メディア向け内覧会が行われました。

43人のユース生が、9月1日から生活します。

着想から1年、着工から約6か月のスピード感。 pic.twitter.com/YfZgaBmFkC
— 岡島智哉(スポーツ報知) (@OJ_Hochi) August 30, 2019

昨シーズン優勝の川崎フロンターレはクラブハウスを新設しています。

https://twitter.com/matsukage14/status/694048816069087232

鹿島アントラーズも川崎フロンターレも設備投資に賞金を利用しているために、試合を見る限り、大型補強のような変化は乏しいですが、着実に他のチームとの差をつけています。

川崎フロンターレに関しては、DAZNが放映権を獲得して、賞金が大幅に上がってから2年連続優勝していて、経営的にかなり潤っていますから、今シーズンもどこが優勝するかでJリーグの序列が変わってくるわけですね。

2019年シーズンのJ1優勝の行方

巨額の賞金がかかったJ1の優勝争いも熾烈となっています。

残り9試合となった現時点でのJ1の上位陣はこのようになっています。

FC東京　　　　　　　勝ち点52
鹿島アントラーズ　　勝ち点51
横浜Fマリノス勝ち点48
川崎フロンターレ　　勝ち点44
サンフレッチェ広島　勝ち点43
セレッソ大阪　　　　勝ち点43
コンサドーレ札幌　　勝ち点39　
大分トリニータ　　　勝ち点39

首位のFC東京が抜け出している状況で、FC東京は初優勝に手をかけています。

しかし、ラグビーワールドカップの影響でアウェー8連戦の最中。

昨シーズンもこの時期から大失速したので終盤戦に不安を残しています

鹿島アントラーズはJリーグ最多優勝記録を持つ名門で終盤戦に伝統的に強いです。

アジアチャンピョンズリーグも勝ち残っていて、ルヴァンカップも準々決勝まで進んでいて、天皇杯も勝ち残っているので、過密日程が問題ですね。

横浜Fマリノスは、得点も失点も多いチームで不安定なところがありますが、ハマると強いので、ここから連勝街道もあり得ます。

サンフレッチェ広島は対照的に固い守備的なチームで失点数は最小。

堅実に勝ち点を積み重ねていきます。

上位陣がそろってコケるとサンフレッチェ広島が優勝をかっさらうかもしれません。

Jリーグ2連覇中の川崎フロンターレは終盤戦に強さを発揮してきましたが、今シーズンはいまだに調子が上がりません。

タレント軍団で爆発力がありますが導火線に火がいまだについていない状況で3連覇は厳しそう。

セレッソ大阪は守備が安定したチームでコンスタントに勝ち点を稼いで賞金圏内に滑り込むことを狙っています。