闇営業…芸人と吉本悪いのはどっち??

日本一多くのお笑い芸人を抱えるのが吉本興業です。

現在は闇営業の問題で、

芸人のギャラに対して吉本興業の取り分の多さが話題となっています。

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闇営業の件…嘘をついていたのがよくなかった…

所属お笑い芸人の数が日本一の吉本興業は、闇営業の一件から、

一つの仕事に対して吉本興業の取り分が多すぎるのではないか話題になっています。

元々芸人のギャグでも吉本芸人のギャラは安すぎるとネタにしていました

お笑い怪獣として名高い明石家さんまも、

若いときは所属事務所を変えたいと本気で思っていたくらいですから、

昔から現在まで吉本興業の体質は何一つ変わっていないといっていいでしょう。

ある意味、一貫している吉本興業の姿勢…

今回の闇営業とどのような関係があるのでしょうか。

詐欺グループへの闇営業…カラテカ入江の闇営業に吉本所属のお笑い芸人が多く参加していたことで、

話題になっています。

今回は闇営業云々というよりも「詐欺グループ」というのがまずかったというのが大方の意見です。

そもそも闇営業という言葉がダークすぎて「直」あるいは「直営業」と呼んだ方がことの真相はわかりやすいです。

というのも、昔から「事務所をを通さずに直接営業」ということで、

売れない若手芸人の間でははそんなことは当たり前のようにやってきたからです。

それを吉本興業も大目に見ていた(見て見ぬふりをしていた)のです。

もっともアルバイト程度の仕事ですから、めをつむっていたのでしょう。

しかし、大きな仕事ではそうもいきません。

今回の闇営業は、雨上がりの宮迫やロンブーの亮がそれぞれ100万円、50万円のギャラをもらっていたという話ですから、

闇営業としてはかなり大きな額です。

(他の芸人たちは3万円程度でしたけどね…)

問題なのはお金の出所が、

詐欺を働いて得た詐欺グループから出ていたということです。

最初は、「お金は受け取っていない」と、

参加したお笑い芸人全員が口裏を合わせたように釈明していました。

しかし、追求が厳しくなってくると、

やっぱりお金をもらっていました…ということになって謹慎処分となったのです。

もっとも、詐欺グループである反社会勢力であるということは

知らなかったと今でも弁明しているようですが…。

本当に無名の若手芸人でしたら、ここまで話は大きくなってなく、

カラテカ入江の解雇で話が収まっていたように思いますけどね。

雨上がり宮迫やロンブー亮以外にも、

レイザーラモンHGやくまだまさし、天津木村、ムーディ勝山など、

全国的に知られた名前が含まれてますから、

どれだけ豪華な宴会だったのか、

これだけの芸人が集まってノーギャラはありえないですよね。

むしろノーギャラだったとしたら、

それこそ芸の安売りで問題になっていたことでしょう。

実際にギャラは絶対にもらっているということで、

同業者(お笑い芸人)から多くの声が最初からあがっていたのです。

吉本興業所属芸人のギャラ事情はどうなってる?

闇営業をせざるを得ない…

ということで吉本芸人の懐事情が話題となっています。

とかく話題になりがちなのが、

吉本興業のギャラの安さで、お笑い芸人もネタにするくらいです。

どらくらいのものかというと、

テレビ局や劇場の興行主などから支払われる出演料の9割が吉本の取り分で

残りの1割が芸人の取り分となるのです。

これは、劇場のギャラから、CM、ドラマ、バラエティなど、

全て一貫しているんだそうですよ。

逸話には事欠かないのですが、ココリコの遠藤の給与明細を見た元妻の千秋が、

「吉本って本当にギャラを9割取るんだなと思った」

と語っています。

あらゆる芸人がネタにしていますし、

これは真実のようですよ。

もっと衝撃的な事実があります。

キャリア30年の大ベテラン、

FUJIWARA・藤本敏史…ふじもんとしても有名…

そのふじもんが、

「ルミネtheよしもと」のステージに1回立った時のギャラを

1万6000円と明かしたことがあったのです。

若手時代の話ではなく、

ある程度全国にも名が売れていてもです。

これは一人分ですから、

まだ良い方で同じく吉本芸人の「ライス」は、

「キングオブコント2016チャンピオン」という肩書きがあるにも関わらず、

1ステージは2人合わせて5000円だということです。

これが、吉本芸人以外でしたら、途端にギャラが跳ね上がるんですよ。

年間の営業本数200本をこなす「営業の神様」テツandトモ(ニチエンブロダクション)の1ステージは、

50~100万円です。

テレビの露出が減って、

「消えた芸人」なんて言われていたテツandトモですが、

しっかりと稼いでいますよね。

しかしこれが吉本所属だったらこんな風にはいっていなかったかも…。

そもそも9割も取る吉本は搾取してる??

明石家さんまも、

吉本興業の社長に

「もっとギャラを上げてくれ」

といっているくらいですから、

若手芸人の窮状は推して知るべし。

しかし、そもそも9割も取るというのは法外なのでは?

という意見もありますが、

法律的にはどうなのでしょうか。

これが全く問題がないということです。

つまり違法性はないということですね。

吉本という大看板があるから仕事があるのであって、

仕事を斡旋してもらえるのです。

これは、ネットショップなどが、

高いロイヤリティを支払って

楽天市場やZOZOタウンなどのECサイトに加盟しているのと同じ理屈です。

加盟していないと、売上すらままなりません。

大きなECサイトに所属しなければいけないのです。

それと同じことが吉本芸人にも言えるんですよ。

双方が納得して契約を交わしているのですから(口頭のようですが)、

嫌なら所属事務所を変えればいいことです。

そもそも「解雇」といっていますが、契約解除のことで、

吉本と所属芸人の間には雇用契約はありません

個人事業主扱いですから、社員ではないということですね。

双方の合意のもとで契約を交わし取り分を決めているということです。

とはいっても、もう少し何とかならないのかなといった意見が圧倒的に多くなっています。

カンニング竹山は、

「うちは取り分が芸人のほうが多いから、そもそも闇営業ということはあり得ない」

と言っています。

こっちのほうが正論のように聞こえます。

ネットの反応

「生活出来ないほどの搾取する吉本の取り分…何とかならんのか?」

「多くの芸人を抱えている吉本の苦労もわかるけどね…」

「嫌なら吉本を出たらいい話」

いろいろな意見があります。

吉本興業の面倒見の良さを指摘する声もあるんですけどね。

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