
みなさん「損失余命」ってご存知ですか?
たばこ1本に付き12分寿命が縮まるように、
実は食べ物でも寿命を縮めるものがあると判明しました。その驚きの内容とは…。
「損失余命」ってなに??
「損失余命」という言葉を聞いたことがありますか?
「損失余命」とは近年、環境学の世界で提唱されるようになった概念であり、
さまざまな研究から解明されてきた健康被害との関係から「縮まる寿命」を計算した平均値のことなのです。
WHO(世界保健機関)など各国の医療機関・団体でも使用されており、
タバコや酒など、いかにも体に悪そうな嗜好品だけでなく、
ごく普通に摂取している食物などについても数字が示されているんです。
普段食べているものに寿命を縮める食品があるなんてかなり驚いてしまいますよね!
ではどんな食品が寿命を縮めてしまうのでしょうか…。
こんな食品を食べると寿命が縮まる?!
この記事のタイトルにもあるようにウィンナー1本に付き25秒寿命が縮むそうです。
実は加工肉は2015年に大腸がんの発症を増やすリスクがWHOから指摘されています。
また、ジャンボフランクフルトは、1本当たりで1分14秒、コーヒー1杯20秒も縮むそう。
また、意外なのが「ひじきの煮物」の損失余命。
ひじきは健康に良いイメージの食べ物ですが、
含まれる無機ヒ素の濃度が非常に高いため、その損失余命は小鉢1人前当たり58分という驚愕の数字が出ているんです…。
かなり意外ですよね。
しかし、気をつけたいのが、損失余命というのはリスク面のみの数字だけを加算して出している為に、
その食事の食材に関してのプラス面である良い点は加味されていないのです!
よってリスク面よりも栄養面などのプラス面の方が多い場合もあり、
それにより余命はプラスマイナスでプラスになる場合もあります。
いかがでしたでしょうか。普段から良かれと思って摂取してる食品でも寿命を縮めるものがあるんですね。
しかし、実際は日本人の寿命は1日あたり2時間ずつ増えているようです!
要するに生活の中でいろいろな損失余命があるのですが、毎日2時間の貯金が増えているそう。
だからといって、タバコやお酒などの過剰摂取は控えたいところですね。