
劇作家や小説家などマルチに活動する芥川賞作家・本谷有希子原作小説がついに映画化。
無職で過眠症&引きこもり生活の女と同棲している男。
そして元カノとの三角関係を描くラブストーリー作品。
『生きてるだけで、愛。』:作品情報
<出典:シネマトゥデイ>
引きこもりで躁鬱病に悩まされている無職の寧子には
ゴシップ雑誌編集者として働く津奈木という恋人がいた。
2人は同棲していたが、ある時津奈木の元カノ安藤が現れ……。
芥川賞受賞作家で小説家や劇作家、演出家などマルチ方面で活動している
人気作家の本谷有希子氏が描く同名小説の映画化作品。
『生きてるだけで、愛。』予告動画
2006年発売の雑誌「新潮」6月号より掲載された原作小説『生きてるだけで、愛。』の実写映画化作品。
第135回の芥川龍之介賞候補となり、また単行本は第20回の三島由紀夫賞候補となるなどの人気作品。
「恋愛小説らしくない恋愛小説」
として深い味わいのある読後感が魅力と絶賛された一作。
『生きてるだけで、愛。』スタッフ&キャスト情報
・映画公開予定日:2018年11月9日
・原作:『生きてるだけで、愛。』(新潮社)/本谷有希子
・監督:関根光才
・製作:甲斐直樹/松井智
・脚本:関根光才
・出演者:趣里/菅田将暉/田中哲司/西田尚美/松重豊
『生きてるだけで、愛。』:あらすじ
<出典:映画.com>
無職で過眠症(メンヘル)、母親譲りの躁鬱病で引きこもり気味の女性・寧子(趣里)は、
ゴシップ雑誌編集者として働く津奈木(菅田将暉)とコンパからの流れで付き合い、同棲することとなりました。
自分の感情をうまくコントロールできない状態に度々なってしまう寧子は
やり場のない感情を付き合っている津奈木にぶつけてしまうこともしばしば。
自分に対して本気で向き合わない素振りを見せる津奈木への苛立ちは日々エスカレートしていきますが、
ある日のこと、寧子の前に突然現れたのは津奈木の元恋人を名乗る安藤(仲里依紗)という女性。
安藤はどうやら津奈木とどうにかしてよりを戻したいらしく
引きこもり気味の寧子を自立させ、部屋から追い出そうとします。
そんなある時、安藤から寧子に言い渡されたのはカフェバーのアルバイトに応募したとの報告でした。
安藤に無理やり決められたアルバイトだったため渋々働き始める寧子。
しかし実際に働き始めると、寧子はお店の人たちと徐々に打ち解けるようになっていき……。
一癖あるキャラクターの寧子と元彼の津奈木、
そしてよりを戻したいがために彼女を奮い立たせる安藤の三角関係が描かれます。
「恋愛小説らしくない恋愛小説」を映画化にあたりどのように表現するのか。
要注目の作品となっています。