吉野家コンプラ違反発言の常務取締役企画本部長を解任も、マーケティングってそういうことでは?

牛丼チェーン大手の吉野家は、外部の社会人向け講座で不適切な発言をした、伊東正明常務解任したと発表しました。 吉野家が解任したのは伊東正明・常務取締役企画本部長です。 伊東氏は今月16日に早稲田大学の社会人向け講座に講師として登壇し、若年層に吉野家のサービスを継続利用してもらう戦略を言い表すのに「生娘をシャブ漬け戦略」などといった主旨の発言をしたということです。 吉野家は解任の理由について「人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することのできない職務上著しく不適任な言動があったため」と説明し、「本日以降、当社と伊東氏との契約関係は一切ございません」としました。 今後、伊東氏がつとめていた企画本部長の役職は、吉野家の河村泰貴社長が兼務するとしています。 また、吉野家は本社やグループの役員に対するコンプライアンス研修を5月に開催し、コンプライアンス遵守の徹底に取り組むとした上で、「ステークホルダーの皆様にはご心配とご迷惑をおかけしております事を深くお詫び申しあげます」とコメントしています。早稲田大学は「到底容認できない。講座担当から直ちに降りていただく」などのコメントを発表しました。

マーケティングの本質

伊東正明氏はマーケティングの世界では知らない人はいないレジェンド級の人です。1996年P&G入社。ブランドマネージャーとしてジョイ・アリエールのブランドを再建。ファブリーズグローバルチームのマーケティング責任者として米国本社・ヨーロッパ本社にてブランドのグローバルオペレーションへの移行、世界新製品、新規市場開拓戦略をリードしたマーケティングの第一人者といっていいでしょう。今回も発言の仕方がまずかっただけで、内容的にはその通りです。

低価格帯のファストフード店は、敷居を下げて田舎から来た女の子が入りやすい雰囲気を作ることで、カップルでの利用も増えます。母親の作った味噌汁がおいしく感じるように人間は食べなれた味を美味しいと感じますから、マーケティング的には「生娘をシャブ漬け戦略」は理にかなっていて、だからこそ吉野家は成功したともいえるでしょう。

駅でエネルギー飲料を無料で配るのも同じ理由ですね。

社会的な地位を、言葉の使い方で一気に失いかねない「言葉狩り社会」をサバイブしていくためには普段の会話から下品な言葉は使わないなど、奇をてらったことは言わないようにしたほぐあよさそうです。

ネットの声

吉野屋の伊東正明とやら、
華原朋美「トモちゃんのつゆだく」で吉野屋が30年がかりで築いてきた女性も入店できる牛丼イメージも、
築地で発祥して90年がかりで築いた食のブランドも、
一瞬で破壊した感があるな。
「シャブ」とか「生娘」とか反社が使う系の語彙だからなあ。

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