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2020年超過死亡者数はコロナ渦にもかかわらず日本だけ大幅減。

2020年超過死亡者数はコロナ渦にもかかわらず日本だけ大幅減。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)による死者数は、300万人近くに上っているが、実際の状況はずっと悪いです。新型コロナの影響で治療を受けることが出来なかった他の病気での死者が増えているためです。そのため、新型コロナの死者数は死亡者数全体を見る必要があります。

世界59カ国・地域のデータに基づくウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の分析によると、280万人以上が命を落としている。この数字は、今回のパンデミックによる世界的な打撃を最も包括的に示すものだ。これら諸国・地域の昨年の死者総数は、平年の水準を12%以上上回っています。

なぜか日本だけ超過死亡者数が昨年大きく減少しているわけ。

フランス国立統計経済研究所(INSEE)は15日、2020年の全体の死亡率が過去2年から9%上昇したとの暫定データを発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が要因という。イギリスでは2020年、約69万7000人が死亡した。これは、過去5年間の平均をもとにした年間予測を8万5000人近く上回り、年間予測に対する超過率は14%で、過去75年ほどで最大の超過死亡となった。

しかしながら、日本はコロナ渦にもかかわらず過去3年に比べて超過死亡は減少。インフルエンザなど他の感染症が流行らなかったことと新型コロナの死者数が少なかったことが要因として挙げられます。1月から7月までは毎月平均7000人程度のマイナスになっている。8・9月はほぼゼロだが、通年では4万人以上のマイナスと推定される。

昨年8月までに呼吸器系疾患は1万5000人減り、肺炎の死者は1万800人減った。このときコロナの死者は累計1200人だが、肺炎の死者は1ヶ月で1700人も減っている。超過死亡数はほとんど増えていないのに、コロナが増えて肺炎が減ったと考えられます。

このように欧米圏が第二次世界大戦以来の死亡者数が発生しているのに対して大幅に死者数が減少しているのは世界では日本だけであり、過剰対応だったといえるでしょう。

また、超過死亡が発生しているのに新型コロナの死者数は少ないロシアと韓国は新型コロナの死者数を少なく発表している可能性が疑われます。

ネットの声

超過死亡数は、いちばんマイナス幅が大きいのが日本。新型コロナのおかげで死者が減っている。毎年、インフルで5,000人から1万人の死亡者だが、今冬は600分の1。
日本の実際の新型コロナの感染者は何百万人だろう。

そしてさらに、各国の状況として実際にはCOVID-19以外の死亡者数がCOVID-19死亡者数よりもはるかに多くなっており、COVID-19だけが超過死亡に寄与しているのではない、ということを指摘する声も多く挙がっています。