芸能プロ社長の鍋パワハラ事件に松本人志が苦言「優しくなと面白くない」
芸能プロダクションの社長によって鍋に顔を押し付けられた事件。
松本人志が独自の解釈で苦言を呈す「優しくなければ面白くない」
視聴者から称賛の声「なるほどな」「確かにその通り」
芸能プロ社長による鍋パワハラ事件に芸能人たちの反応は
とある芸能プロダクションの社長によるパワハラ行為を受けたとして、「鍋に顔を押し付ける」様子の動画が公開されると世間から批判が殺到。
芸能プロダクションの在り方が問われる事態にも発展したこの騒動にダウンタウンの松本人志が苦言を呈しました。
11月25日に放送された『ワイドナショー』にて鍋パワハラ事件を特集。
「鍋に顔を押し付けられた」として3年前の動画がネット上に公開。
煮えたぎった熱い鍋に2度にわたり押し付けられた男性について、番組長谷川リポーターが解説。
「男性の顔には今も傷が残っていました。なぜ3年も立ってから提訴したのか」
「それは彼がスカウトマンで、自分がスカウトしたタレントが全員いなくなるタイミングを待っていたからです」
と、暴露に踏み切った経緯を説明。
衝撃的な映像を見たスタジオゲストのヒロミは
「『鍋なんて無理無理』という雰囲気ではなく、『こんなことよくやってんじゃん』な空気を感じる」
として普通の飲み会じゃないと主張。
スタジオにいたタレントの小島瑠璃子や東野幸治も口を揃えて「こんな飲み会参加したことない」と述べました。
コメンテーターのモーリー・ロバートソンは
「暴力の現場でしかない。世間を舐めているように感じる」
と不快感を露わに。飲み会の席だからと許される行為ではなく、ただの暴力であるとしました。
松本人志「優しくなければ面白くない」独自の視点に視聴者も共感
松本人志にコメントが求められると、「鍋に顔を突っ込むことが面白くない」と前置きし、
「相互性がないのはだめ。『俺もやるからお前もやれ、クライアントのあんたもやりなはれ』みたいなのなら、なんか許せる。鍋に突っ込むのはおもんないけど。『お前だけやれ』は優しくない」
「優しくないのは面白くないし、面白い人は優しい。そこに笑いなんて生まれるはずがないことをなぜわかってくれないのか」
と苦言を呈しました。
因果応報の関係性でなければ「優しくない」
そして「優しくなければ面白さは生まれない」という独自の主張には視聴者も共感。
ダウンタウンは昔大量のカラシを今田の顔に垂らしたりしてたけどその前に我がらでやってたしな。 #ワイドナショー
— 際 (@imokenpi_oishii) November 25, 2018
さらに笑いに関して「一方的」であると面白くないとして
「ダウンタウンも若手に似たようなことをやってるやないかと言われそうでつらい。部分的に見ればそう見えるかもしれんけど、年末とか長いスパンで見ると自分もそうとう痛い目には合ってる」
「お互いやらないと面白くない。この鍋に関しては、お互いにやっても面白くなることがない」
と、過去の自分たちお笑い芸人も同じ報いを受けていたと語りました。
鍋に顔を突っ込んでも笑いに繋がるはずもなく、明らかにパワハラ目的としか思えない動画内容。世間でも多くの人が不快感を覚えたようです。
ネットの反応
ダウンタウンや芸人さんに笑えるのは愛が前提ってわかるから。しゃぶしゃぶの社長は何もない
いかに酒を飲んでいたとはいえ煮えたぎった鍋に顔を突っ込むとどうなるのか想像できない時点で頭が弱いし静観していた周りもどうかと思うわ。
今回判明した芸能プロ社長による鍋パワハラは衝撃的でしたね。
会社のトップがこれでは社内の雰囲気もお察しでしょう……。
被害者の男性は顔に傷が残っているようですし取り返しのつかない暴力です。
そんな笑いに繋がるはずもない行為が、しっかり企画された芸人のパフォーマンスと同一視されても困りますよね。
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