フジテレビ系「バイキング」が終了。

俳優の坂上忍がMCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜・前11時55分)が、来春の改編をもって番組終了することが、明らかになった。前身番組の「バイキング」を含め、8年間の歴史に幕を下ろす。

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大衆の不満を搔き立てた下衆な番組

フジテレビによると、坂上は自身のライフワークである動物の保護活動に全力を尽くしたいという意向があり、番組の卒業を申し出。局側もこれを受け入れ、終了を決めたと報じられていますが、この番組については批判が大きかったです。

笑っていいともの後番組として始まったときは情報バラエティー番組でしたが、坂上忍をメインに据えてからはとにかく人を個人攻撃する下品な番組となっていきました。

番組の曜日レギュラーのおぎやはぎはラジオで「あの番組は政権批判しておけばいいから。」とコメントしたように政権批判とスキャンダルを起こした芸能人批判で視聴率を稼いできましたが、その視聴率も振るわなくなりフジテレビは批判の声を抑えきれなくなったのかなと感じました。

ワイドショーはコストが安く制作できますが、出演陣の過激な発言で面白さを担保するために、出演する側のメリットも少なく、番組開始時にレギュラーで曜日レギュラーになったブラックマヨネーズ、おぎやはぎ、フットボールアワーなどは明らかにやる気がなく、出演回数も減っていきました。

番組立ち上げ後にレギュラーになった小藪千豊、ケンドーコバヤシ、サンドウィッチマンは降板しています。

フットボールアワーも後藤輝基はすでに降板しており岩尾のみ出演でした。

バイキングでは東京五輪開催に過度に反対していたことも記憶に新しいですが、コロナ渦ではとにかく中身もない感情的な政権批判を繰り返す番組は不快に移ったのではないでしょうか。

平和な世の中では、批判や他人の攻撃がエンタメになったりしますが、100年に1度レベルの非常事態のさなかでは、むしろ笑っていいとものような、緩く面白い番組の方が求められていたような気がします。

政権に対してどちらかというと批判的なスタンスで報道することはメディアにとっては大事ですが、政治部がしっかりと下調べをしたうえで番組作りをしないといけませんが、そういう番組はコストがかかって視聴率はとれません。

小室圭批判を繰り返していたことも印象的でした。

ネットの声

やっぱり終了するんだ
話題の人の悪口言ってるような番組にしか思えなかった
昔はこの時間をタモリさん、13時から小堺一樹さんが出ていて今では坂上忍さんが一人で仕切っていてなんだかなぁと思っていました。タモリさんがあの時間に出ていたなんて今思えば貴重でした

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