カジノを含む統合型リゾート(IR)事業を巡り、現金の不正な授受があった疑いが強まったとして収賄容疑で逮捕された自民党秋元司衆院議員(48)=東京15区=が25日、自民党に離党届を提出し、受理された。同党幹部が明らかにした。

背景にはIRを巡る利権争い

統合型リゾート(IR)事業には、政治的に大きく分けて二つの利権争いが存在します。

それは、既存のパチンコ利権を拡大する形で行われるIR事業と、パチンコ利権潰しのために行われるIR事業です。

今回、逮捕された自民党秋元司衆院議員はIR事業に積極的だった二階派の中心人物であり、二階派と言えば中国、韓国との関わり合いが強く、パチンコ利権との関わり合いも強い派閥といえます。

逆にパチンコ利権をつぶしに行っているのが菅官房長官。

菅官房長官の選挙区の横浜市はIR誘致にもっとも積極的な自治体となっています。

『ギャンブル性のない様な形にする』『パチンコはいま全部で23兆円(市場規模)』『どこでもすぐ近くにパチンコ店はある』などと発言していた菅官房長官はパチンコ利権撲滅派のIR事業を推進しようとしています。

今回の事件は二階派の中心利権である中国利権、パチンコ利権が可視化されて、今後監視が強まることを考えると二階派にかかる打撃は大きいです。

また、秋元司氏が留寿都への旅行代をもらっていたことと、沖縄へのカジノ誘致を推進していたことから、中国系カジノ資本と北海道、沖縄のカジノ誘致は関係があったということが分かりました。

最近不自然に沖縄独立、北海道独立という言葉を聞くのも、中国とどこまでの絡みがあるのか気がかりです。

また、北海道前知事の高橋はるみ知事は急にアイヌに傾倒してあいさつをアイヌ語で行うなど謎の行動を取り、アイヌ文化振興を推進していました。

筆者は道産子ですが、21世紀の北海道でアイヌ差別など目撃したことはありません。仲良くやっていると思います。

しかし、民族的分断を作り出すことは北海道独立への布石なのかもしれませんね。

そして、高橋はるみ前知事は自民党二階派の参議院議員に転身していき、北海道の今回問題となった留寿都村へのIR誘致の仲介をしたと報じられています。

自民党だけが問題かというとそうでもなくて、昨年の北海道知事選挙では野党共闘で立候補した石川知裕氏のスローガンは「北海道独立」でした。

最近は北海道のスキー場、ホテル、水源地は中国資本による買収が進んでいますが、外国企業、外国人の土地の買収への規制が無いのは先進国では日本ぐらいなものです。

また、沖縄の問題はかなり深刻。

自民党秋元司衆院議員とともに逮捕されたのは、3人。

「沖縄県日中友好協会」の事務局長であり、スポーツくじなどの中国系ギャンブル産業「500ドットコム」の顧問の紺野昌彦さん。

元沖縄県浦添市市議会議員で現在500ドットコム顧問の仲里勝憲氏。

中国企業「500ドットコム」(本社・深セン)の日本法人元役員ジェン・シー氏。

です。

3人中2人が沖縄の政治と深く関わっていたいわゆるブローカーと見られていて、ひとりは中国企業から来た中国人です。

また、この沖縄カジノ利権とメディアはズブズブ。

吉本興業による『沖縄国際映画祭』がスタートしたのは、沖縄がカジノ誘致を始めた時期。メインスポンサーであるパチンコメーカー『京楽』と共に、カジノ事業に食い込むために沖縄に目をつけた――という説が濃厚です」(「FRIDAY DIGITAL」2018年5月21 日)

また、沖縄国際映画祭を開催して、普天間基地跡地利用の有識者懇談会メンバーとして出席していたと日刊現代によって報じられていたのは、大崎洋吉本興業会長。

そーいえば、吉本興業を反社会的勢力との繋がりを理由に引退して今年の宮迫博之さんらの闇営業問題で急にメディアに出てきて「大崎切ったら会社潰れるで」とコメントした島田紳助さんは、沖縄で喫茶店を経営するなど引退後は沖縄を中心に暮らしていますね。

そーいえば、安倍首相が急に吉本新喜劇に出演したりもしましたね。

そして、沖縄のカジノ誘致の候補地が普天間基地跡地となっているのも何か繋がりがあるのでしょうか?

ポスト安倍争いの足の引っ張り合い

自民党は最大派閥の細田派の安倍首相の次の総裁には、安倍政権が長期化したこともあって、次の人材も乏しいので他の派閥からの首相選出が濃厚とされています。

候補となっているのは、菅義偉官房長官と岸田文雄政調会長。

菅義偉官房長官は、2世議員ではない苦労人で無所属で出世してきた苦労人で、無所属議員からの信頼が厚く、安倍政権における官房長官での仕事ぶりは抜群の安定感で、安倍首相がピンチに陥るたびに自分が謝罪してトップを守る忠誠を果たしてきました。

二階派は40人の規模を持ちますが、総理候補と呼べる人材がいないので、目的は違いますが同じIR誘致派の菅義偉官房長官と協力体制を作ってきました。

そして、二人とも安倍4選を支持しています。

最大派閥の細田派の安倍首相が総裁選に出ずに菅官房長官を次期総裁として推せば、菅総理大臣が誕生することになります。

今回のIR収賄事件と菅派の議員のスキャンダルは明らかに内部リークなので、この菅総理大臣への流れに反発しているグループが自民党内部か官僚機構にいることになります。

岸田文雄政調会長は岸田派と呼ばれる30人規模のグループを持ち、次期総裁選に出馬する意向を明らかにしています。

岸田文雄氏は大蔵官僚が親戚に多く、財政再建派で財務省の立場に非常に近いことで有名です。

財務省、日銀の緊縮財政路線を破壊した安倍政権とは真逆の立場であり、官僚機構を味方につけているとみて良いでしょう。

ポスト安倍争いは、安倍政権路線の経済政策を引きつぐ菅義偉官房長官と安倍政権以前の官僚主導の緊縮財政路線を目指す岸田文雄政調会長の一騎打ちと見ることができます。

自民党内での人気は菅官房長官ですが、財務省を味方につけている岸田氏の意に反すると金の流れを把握している官僚機構に狙われるという構図ですね。

この問題は政治とカネという構図でもありますが、政治家と官僚機構との争いとも読み解くことができるでしょう。

結局は、次の総裁が誰になるかは、岸田派とも安倍首相とも近い立場にいて尚且つ財務大臣の麻生太郎がかなり、大きな発言権を持っているといえます。

立場が分かれたまま新総理大臣が誕生すると自民党が割れる可能性があり、短命に終わるので、この菅vs岸田争いがうまく軟着陸しないと、安倍首相が4選となるでしょうね。

最終的には麻生、安倍の意向で決まりそうですが、2020年中に間違いなくある解散総選挙まで自民党内の派閥争いは続くでしょう。

また、桜を見る会の批判にはあれだけ熱心だったマスコミと野党が今回の秋元司衆院議員の逮捕には、やけに大人しいのは、掘り下げられると都合が悪い何かがあるのかもしれませんね。

パチンコ利権、カジノ利権とズブズブなのは旧民主党とマスコミも同じでしょうから(笑)

ネットの声

自民・秋元司衆院議員を逮捕
二階派が続く。
失言連発桜田義孝元五輪相、書籍紹介特大ポスター掲示の片山さつき元地方創生相、準強制性交疑いで書類送検され辞職した田畑毅元衆院議員。
そして菅原、河井と大臣辞任二人は菅に近い。
安倍四選支持の二階と菅。
何なのか。

二階(派)と中国の癒着を思い知らされる。
二階は元々小沢一郎の右腕。

秋元って議員、パチンコ利権とも深くつながってるんでしょ…コリア系の議員だろうから、二階派ごとアメリカから圧力かかったんだろうな…一般庶民ですらそんなところだろうと予想がついちゃう…

二階派の秋元さんの逮捕で二階さんは安易に中国擁護を口にできなくなってしまったな。

習近平を国賓で招くこのタイミングで二階派に大打撃。

 

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