デモは無力だった。香港民主活動家の周庭氏が出所
香港で無許可集会を扇動した罪で約7カ月にわたり収監されていた、著名な民主活動家の周庭(アグネス・チョウ、24)氏が12日午前10時頃、香港の刑務所を出所した。自身のインスタグラムに一面真っ黒な画像を投稿し、「苦しい半年と20日がようやく終わった」、「痩せて弱々しくなってしまったので、これからゆっくり体を休めたい」などと綴った。
自由の女神の顛末
周氏は2019年6月に香港政府の「逃亡犯条例」改定案に抗議し、デモを扇動したとして、2020年12月に禁錮10カ月の実刑判決を受けた。民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏は禁錮13カ月半、林朗彦(アイヴァン・ラム)氏は同7カ月を言い渡された。
黄氏と林氏は現在も収監されている。別の著名な民主活動家の羅冠聰(ネイサン・ロー)氏は香港からイギリスに亡命した。
2020年6月30日には、香港の中国返還から23年となる7月1日を前に、香港での反政府的な動きを取り締まる中国の「香港国家安全維持法」が施行された。国家からの離脱、転覆行為、テロリズム、香港に介入する外国勢力との結託といった犯罪を犯した場合、最高で無期懲役が科される。
香港での反政府活動を取り締まる、国家安全維持法(国安法)が6月30日に施行され、「一国二制度」で50年間保障されたはずの高度な自治が否定されたとの懸念が世界中に広がりましたが現実のものとなり、香港に言論の自由は無くなりました。
今後は中国に残るか自由を選んで移住するかを香港人は選択せざるを得ません。
宗主国であるイギリスのジョンソン政権は20年6月BNOパスポート所持の香港市民に英市民権を与える道を開き、特別ビザを発給する方針を表明。特別ビザは21年1月31日の受付開始から約2週間で約5000人が申請した。特別ビザに関しては、香港人口の7割超に当たる約540万人が取得権を持つとされ、21年だけで14万5000人が申請する可能性があるとのことです。人口の約1割を華人が占めるカナダのトルドー政権も、香港国安法の施行を受け、21年2月8日から23年2月7日まで、BNOパスポートと香港特別行政区(SAR)パスポートを所持している市民に、一定の条件のもと発給する就労ビザの申請を受け付けている。台湾は、蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は香港人材の移住を歓迎。政府が香港市民の移民窓口機関「台港服務交流弁公室」を設け2019年は5858人(うち永住権獲得は1474人)、20年は1万813人(同1576人)の香港人が台湾の居留許可証を手にしています。
在日香港人グループは20年7月移住条件の緩和を含めた対応策の早期整備を日本政府に求めた。しかし、大多数の日本市民が英語を話せず、そもそも日本政府は移民の受け入れに消極的で動きは鈍いです。
アグネスチョウさんは出国を認められていないので亡命することもできません。自由を求めた代償は大きく黙って国外逃亡を選択すべきだったかもしれませんね。
ネットの声
香港の民主選挙を求めるデモを暴力弾圧して多くの死者を出し周庭さんが重罪犯が入る刑務所に入れられて
ウイグル民族の人達が強制労働や強制不妊されて生きた臓器を売られようと国際社会が中国政府を非難しようと中国に非難決議を出さない恥知らずの政治家がいます
日本政府と野党の利権政治家です
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