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絶好調ホンダF1…これでも完全撤退ってホント??

絶好調ホンダF1…これでも完全撤退ってホント??

好調のF1撤退、惜しくないですか?ホンダ幹部の答えは

モータースポーツの最高峰フォーミュラワン(F1)で、今シーズンを最後に完全撤退するホンダが絶好調です。

たとえ「脱炭素」が時代の流れであっても、ホンダの象徴であるF1を捨てるのは、ビジネスとして惜しくないのでしょうか。

そんな疑問を幹部にぶつけると、ホンダの挑戦は「必ずしもクルマである必要はない」との答えが返ってきました。

1991年以来の4連勝

6月27日、オーストリアで行われたシュタイアーマルク・グランプリ(GP)決勝。

レッドブル・ホンダは2位に30秒以上の大差をつけて、ぶっちぎりの優勝を果たしました。

ポールポジションでスタートして優勝する「ポール・トゥ・ウィン」は2戦連続だ。

ホンダ勢としては、1991年以来の4連勝。

7月4日のオーストリアGPでも優勝すれば、88年に11連勝を果たして以来となります。

F1から完全撤退

ホンダが、F1からの完全撤退を表明したのは、2020年10月のことでした。

狙いは、社を挙げての「脱炭素」の推進です。

年に数百億円とされるF1のための資金や人材を、電気自動車(EV)など次世代技術の開発に振り向けるということです。

これまでF1撤退と再参戦を繰り返してきましたが、八郷隆弘社長(当時)は「(再参戦は)考えていない」と断言。

文字通りの完全撤退です。

ホンダは、創業者の本田宗一郎以来、「エンジン屋の会社」のイメージが強い。

しかし、「脱炭素」に向けて、世界で売る自動車のすべてを40年までにEVなどにして、ハイブリッド車も見切りをつけると宣言したのです。

ガソリンエンジンを捨てる、ということです。

実は四輪事業は低迷している

米国市場の苦戦もあり、ホンダの四輪事業は低迷が続いています。

EV開発などに必要な資金をまかなうには、四輪の「稼ぐ力」の改善が急務のはず。

ホンダの象徴でもあるF1とガソリンエンジン。

両方に見切りをつけるよりは、使い倒すという選択肢もあるのではないでしょうか。

しかし、モータースポーツ担当の渡辺康治・執行職は「モビリティー・移動にかかわりさえすれば、必ずしもクルマである必要はないかもしれない。我々は『本田技研工業』であり『ホンダ自動車』ではない」と語ります。

ネットの声

「ホンダグループで考えれば、アメリカンホンダはインディに熱心だし、2輪MOTO GPではまだチャンピオン目指して参戦している。カーボンニュートラルでホンダが生き残る必要があるのは解るが、別にF1は商売にならないから、と正直に表明すれば良いではないかと思うのだが。」

「そもそも継続できるような体制でないのが残念。PUの無償提供に加え、マクラーレンのときはアロンソのギャラの肩代わりで4?50億出していたし、たとえレースで優勝しても入ってこない。ビジネスとして宣伝費用にしては努力の割に結果を出せても損失ばかり。ヨーロッパのF1の世界で継続するには時間に見合う仕組みが今回も難しいのだろう。いずれ成功してもすぐレギュレーションを変えられてしまう。ホンダには夢を見せてくれたことに感謝しています。」

「HONDAファンとしては残念ではあるが、良く言えば「有終の美」との言葉もあるし。第2期、車トータルとしてウィリアムズ・ルノーが最強と呼ばれてた時のHONDA撤退の方が惜しかったと言うか寂しかった気がする。今のF1はルールの中で……と言うより、ルールと戦ってる気がして、撤退してしまえ!って思いも少し有ったり。
日本のマスコミはF1だけじゃなく、撤退だけじゃなく、インディやMotoGPやWRCや耐久……に参戦してる日本人や日本メーカーを取り上げて欲しいかな。」