
「1日200円で生き延びないといけなかったらどうしますか?」
そんな質問に対するビル・ゲイツの回答が凄すぎると話題に!

ビル・ゲイツの回答
「1日200円で生き延びないといけなかったらどうしますか?」
この質問に対して、ビル・ゲイツが最新のブログで書いた回答はこちらです。
【もしあなたが1日2ドルで生活しないといけなかったとすると、あなたは生活を改善するために何をしますか?
これは極限の貧困状態で生活をしている約10億人の人々にとって深刻な質問です。
もちろん、”たった1つの正しい解答”というのはありませんし、貧困というのは場所によって状況が異なります。
しかし私は、私の財団の(慈善)事業を通して貧しい国でニワトリを育てて生活している多くの人々に出会いました。
私はニワトリを所有することの裏も表も学ぶことができました。
そして私がハッキリと理解できたのは、極限の貧困状態にいる人々にとって、ニワトリが役に立たないことは無いということです。
そうです、もしも私が彼らの状況にいたとしたら私はニワトリを育てます。】
普通の人なら1日200円でどうやって生活するかを考えるところですが、ビル・ゲイツは未来への投資として、ニワトリを育てると言いました。
やはり、ビル・ゲイツは他の人とは一味違うようです。

なぜニワトリがいいのか?
・ニワトリは安くて育てやすい
ニワトリの多くの種は地面で見つけられる物何でも食べてしまいます。
もちろん餌をちゃんとあげたほうが成長は早いですが、手間のかからなさ、餌の調達の楽さという意味ではずば抜けています。
ニワトリにとって致命的なニューカッスル病のワクチンのコストも20円程度ととても安いのです。
・ニワトリは効率の良い投資
5羽のメンドリからスタートしたとして、近所から1羽のオンドリを借りて卵を産ませれば3ヶ月もすれば40羽のヒヨコを持つことになります。
西アフリカではニワトリは1羽500円で売れるのです。
そうすると1年に10万円以上の収入になります。極限の貧困状態の基準は年収が7万円以下であることなので、ニワトリが極限の貧困状態から抜け出すきっかけになるわけです。
・ニワトリで子どもたちを健康に育てられる
栄養失調が原因で死んでしまう子どもは年間に310万人もいます。
ニワトリ、卵にはプロテインやビタミンといった栄養素がたくさん含まれているのです。
それよりも経済的なのはニワトリを売って食料を買ったり、薬を買ったりすることです。
ニワトリを飼うことで子どもたちの命を救える可能性がぐんと上がります。
ビル・ゲイツとは
アメリカ出身の実業家でマイクロソフトの創業者です。
世界1の大富豪と言われていて、資産額は750億ドル(約8.5兆円)にも上ります。
ハーバード大学を休学してマイクロソフト社を設立し、その後、Windowsを開発し、世界最大のコンピューターソフトメーカーへと成長させました。
現在は、第一線から退き、慈善活動に力を入れています。
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