国内女子サッカー初プロリーグ「WEリーグ」は11クラブで来年9月スタート

来年9月に開幕する女子サッカーの国内初のプロリーグ「WEリーグ」は15日、現在のなでしこリーグの強豪日テレベレーザ、INAC神戸、浦和レッズ・レディースなど11クラブが初年度に参入すると発表しました。

Contents

WEリーグ成功なるか?

岡島喜久子チェア(代表理事)は「ホームタウンの広がりを重視した。多くの方に女子サッカーを見ていただきたい」と説明。

7月末までに17団体から入会申請があり、審査委員会を経て11クラブでスタートすることが決まりました。

WEリーグ参入11クラブは以下の通り。
マイナビ仙台レディース
浦和レッドダイヤモンズレディース
大宮アルディージャ
ちふれASエルフェン埼玉
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
ノジマステラ神奈川相模原
AC長野パルセイロ・レディース
アルビレックス新潟レディース
INAC神戸レオネッサ
サンフレッチェ広島F.C

このようになっています。11クラブ中3クラブが埼玉に集中していることが特徴で、関西圏に一つもないのが寂しいですね。

また、サッカーの顧客満足度が大きく向上するサッカー(ラグビー)専用スタジアムを本拠地とするチームは11チーム中7クラブでノジマステラ神奈川相模原、サンフレッチェ広島F.C、日テレ・東京ヴェルディベレーザは将来的なサッカー専用スタジアム建設計画があります。

WEリーグがプロリーグとして成功するには大きなスポンサーをつけることと、放映権を獲得することです。

現在なでしこリーグは放映権を売れていないのでyoutubeで無料で試合を中継していますが、このままだとプロとして成り立たないのでDAZNなのか、どこか分かりませんが放映権を買ってくれる企業や長期的に支えてくれるスポンサーが必要です。

また、女子サッカーが成功しているヨーロッパでは、男子チームのサポーターが女子チームも応援するという形になっていて、長い歴史が作った男子クラブのコミュニティや愛着が女子チームへの応援につながっていますから、Jリーグとの提携もカギとなるでしょう。

11クラブ中8クラブがJリーグの男子チームを持っているので、プロチームの運営ノウハウを持っている点は強みです。

初代チェア(代表理事の呼称)に就任した岡島喜久子氏は早稲田大学時代にアメリカ留学経験があり、卒業後はアメリカの金融企業に勤めていて、中学時代からサッカーを始め、FCジンナンでもプレー。日本女子サッカー連盟の初代理事メンバーや事務局長を歴任するなど、日本女子サッカーとアメリカの金融ビジネスと縁深い人物となっている。

ネットの声

放映権はDAZNを始め数社中で調整中。
WEリーグ加盟地域以外(北海道、四国、九州)での試合開催を検討。
降雪対策は冬休み期間を設けるが、降雪地域チームの試合を温暖地(九州 等)開催も検討。
各クラブは戦力アップのために外国人選手を獲得(獲得補助金を検討)やアカデミー設置による育成強化を。

 

Twitterでフォローしよう

pick up