×

日本の新型コロナワクチン接種が遅い2つの理由

日本の新型コロナワクチン接種が遅い2つの理由

日本は韓国より遅く先進国ではワーストのペースでワクチン接種が遅れています。

一つ目の理由はコロナ優等生だから

日本は新型コロナの感染状況は他の欧米国よりも桁違いに少なく、韓国、ニュージーランド、オーストラリアと並んでもっともコロナを抑制できている優等生です。

コロナ被害が大したことがない国よりも被害が大きい国にワクチンは優先して配られるので国際協調の観点から、被害が少ない日本は先に譲って副反応等のデメリットを慎重にデータを見て新型コロナのワクチンの対象年齢などを決めていくことができるという良い理由です。

二つ目の理由は医師会の既得権益

日本では注射やワクチンは医者や看護師が病院でやることになっていますが海外では、ドラッグストアで薬剤師が打っているケースもあり、講習を受ければ誰でもできるわけですが、日本では病院で医者や看護師が打つことが既得権益になっているわけです。

しかし、今回の新型コロナワクチンは接種スピードが必要になるので、医者や看護師だけが打つのではスピードが遅すぎます。

政府は新型コロナウイルスワクチンの接種で注射を打てる職種の拡大を検討。医師と看護師に限定する現行法の規制を緩和し、歯科医師などが接種を担えるようにする。医学生らを活用する海外の取り組みを参考に接種拡大をめざすと報じられましたが、反対にあったのか加藤勝信官房長官は5日の記者会見で、医師や看護師のみに認められている新型コロナウイルスワクチンの接種行為を歯科医らに拡大する可能性について慎重な見解を示した。「現時点で具体的に検討していない」と述べた。同時に「国民に安心して接種してもらえる体制の構築に向け、必要なことはいろいろ考えていきたい」とも語っています。

ようやく薬剤師がワクチン接種に協力する形で方針が決まったようですが、接種を行うか補助業務にとどめるかは自治体によって違いが生じています。

北海道北見市はすでに薬剤師に生理食塩水でワクチン接種の講習会を開きリハーサルをしています。

こういった動きは関係者人口が少なく、しがらみもない地方の方が動きが早いです。

ネットの声

感染者数が再び増えてきているとはいえ、日本は海外に比べて桁違いに少ない。しかし他国よりも病床数が多いにもかかわらず、すぐに“医療体制が逼迫する”という話になる。そこの改革がこれからも行われないんじゃないかというのが心配だ。ワクチン接種についても、今から何らかの準備をしておかないといけないと思う

アメリカ在住の私は軍の人に打ってもらったし、お客さんの医学生はインターン先の病院で打ってるし、近所のドラッグストアやスーパーでは薬局の薬剤師さんが打っている。薬剤師は10年くらい前から注射もできる免許を取れば出来るようになっている。
マンパワーが圧倒的に違います。

注射なんて清原でも打てる