第3次世界大戦が目前。国際社会がロシアの軍事侵攻に何もできず・・・。
30年前との愕然とする違い
30年前は国際社会は軍事力によって領土を拡張することに対しては世界中で毅然とした対応を取ってきました。
湾岸戦争は、1991年1月17日にアメリカ率いる多国籍軍がイラクを攻撃したことで始まった戦争です。きっかけはイラクが隣国クウェートに侵攻して領土を支配したことにあります。国際連合の撤退命令にも関わらずイラクが撤退しなかったため、当時のアメリカ大統領ブッシュが28カ国で編成された多国籍軍によるイラク攻撃を開始しました。
28か国の中に日本は入りませんでしたが国際社会から信用されなくなりお金だけを膨大に出す羽目になりました。
しかし、今回のロシアのウクライナへの侵攻に対して軍を派遣する国はいまのところはありません。国連軍すらロシアが安全保障理事国なので動けません。
ロシアと中国は国連安全保障理事国で拒否権を持つため国連は中国とロシアが何をしようと無力です。
アメリカを中心とした国際協調によって平和を守ろうという時代が30年前にはありましたが、現在はほとんどなくなっているために、ロシアや中国はやりたい放題となるでしょう。その先に待っているのは第3次世界大戦です。
経済制裁が唯一の対抗策ですが、ロシアはたいていのものは自給自足できるのであまり利きません。
結局、経済制裁はエネルギー価格と食料価格に跳ね返ってくるので、むしろ逆に制裁をかける方がダメージを負うことになります。
グローバル化とかいっても最低限、自国で必要なものを調達できるのは強みで日本は食料、エネルギーの自給率の低さが弱点となっています。
第2次世界大戦もロシア帝国の領土を取り戻そうとするソ連とヨーロッパが揉めたことが発端となっているので、今回も構図としては同じとなります。
中国がロシアとヨーロッパの対立の隙をついて台湾に侵攻すると第3次世界大戦が勃発するでしょう。
ウクライナとロシアの対立のポイントはウクライナで終わらないことです。ロシアは旧ソ連の勢力圏を復活させようとしています。ウクライナの次はバルチック諸国とフォンランドでしょう。第二次世界大戦の前夜と同じです。当時のソビエトも旧ロシア帝国のテリトリーを戻そうとしていました。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) February 22, 2022
ネットの声
ロシアのウクライナ侵攻ってもしかすると第3次世界大戦の始まりになるんじゃなかろうか?
第3次世界大戦が始まるかもしれないという話です。
G7による経済軍事制裁によるウクライナ戦争が始まるので、日本も資源等の支援をすることになります。想像に過ぎませんが、もしロシアが中国と協議していたら、台湾侵攻もこのタイミングで十分あり得ます。戦力が分散されるので。
プーチンがいる限り欧米とロシアの大規模な衝突は避けられないかもしれません。一方中国は後で台湾侵攻を企んでいます。第三次世界大戦にまっしぐら。
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