コロナ後リモート社会は定着するのか?

世界中で緊急事態宣言が発令してステイホームを中心とした新しい生活様式の必要性が指摘されていますが、現代人の暮らしは変わるのでしょうか?

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リモート社会の可能性と限界

Facebook創業者マーク・ザッカーバーグは、人々がリモート社会に移行するまで5年から10年はかかると冷静にみています。

Appleも、人々がクリエイティブなアイデアをだすためには実際に会って仕事をする必要があるという立場です。

It系の企業ほどリモート化の限界も知っているようですね。

しかし、一般的な中小企業にとっては、オフィスを持たなくて良い、交通費を出さなくてよいということは、これまで考えたこともないビジネスの形で、今回リモート事業に対応してみて、惰性でこれまで見逃していた大きな無駄の存在に気づいたのは間違いないでしょう!

また、消費者も同じで、外食に行きお酒を飲んでタクシーで帰ると5000円程度は必要ですが、zoom飲み会ならコストは数百円で済みます。

また、ウインドウショッピングをしていると衣装代に月に数万円かける人は珍しくないはずです。とくに女性。

しかし、服など数パターンあれば十分で余った人からもらえば0円で調達できます。

また、リモート仕事で出勤する必要がなければ都心の近くに住む必要がなく、大幅に家賃を節約できます。

一人暮らしの家賃など東京、大阪以外は5万円あれば十分で、地方に行くと固定資産税を月数千円払うだけで一軒家をもらったりできます。

具合が悪いのにわざわざ病院まで行くならオンライン診療で十分です。

このように惰性で必要のない消費をしていた慣習が変化する可能性はあります。

新型コロナウイルスによる生活の変化はむしろこれまでリモート社会に無縁だった層に影響が大きいです。

これまで理由がなければ実際に会って仕事を進めていたが、これからは理由がなければリモートで済ませることが当たり前になっていくのでしょう。

3月の8割接触削減の結果として出張や会議、満員電車はほとんど不要であることが明らかとなり、自殺者数も減っているので、以前の生活よりリモート社会が快適に感じた人もおおいでしょう。

これからは、飲食店は実際に足を運ばないと食べることができない味を提供する高級店とデリバリー、お持ち帰りに別れるでしょう。

また、実際に会ってする仕事と、リモートで十分な仕事の2極化が進むのは間違いなさそうで、真面目に出勤を続ける旧態依然とした会社、サラリーマンは損をしていることに気づいた方がいいですね。

ただ、zoom飲み会などは、まだまだタイムラグがあったり不便なところも多いのでテクノロジーの進化と社会変化にはある程度時間はかかりそうです。

ネットの声

リモートワークでより明らかになった(自分の仕事はできる人だとしても)何ら『管理』はしていない職務怠慢な管理職。平社員として自分の仕事 だ け こなせばいいんじゃないの?管理できないなら管理者の立場辞退して欲しい

 

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