小池百合子のカイロ大学学歴詐称疑惑は何が問題なのか?

ノンフィクション本「女帝小池百合子」が話題の小池百合子さんですが、もともとカイロ大学卒業という経歴には疑惑があり、本の中身では疑惑を強める内容ですが、証拠があるわけではありませんし、カイロ大学も卒業を認定しています。

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軍事独裁政権エジプトに弱みを握られる可能性

小池百合子さんはカイロ大学を首席で卒業したという学歴に疑惑がでています。

メディア関係者からすると古くから政界では一種「公然の秘密」だったそうですが、カイロ大学がこの疑惑を否定しているので、この問題はこれ以上の情報は出てこないでしょう。

しかし、問題は軍事独裁政権のエジプトが東京都知事の学歴詐称の証拠を掴んでいる場合です。

小池百合子都知事は弱みを常に握られている形となり、しかも彼女は日本の総理大臣への野心をまったく隠しません。

もし、総理大臣まで登りつめるとこの問題はただのスキャンダルでは済まなくなります。

小説家でカイロ・アメリカン大大学院修士の黒木亮は小池のアラビア語は、「とてもよい面会」を「美味しい面会」と言い間違えたり、クウェートの女性大臣とフスハーで話そうとしてしどろもどろになったり、カダフィ大佐訪問時はほとんど会話にならないといったレベルのアラビア語で、到底大学教育に耐えられるものではないと指摘しています。

また小池は自身の著書の『振り袖、ピラミッドを登る』(1982年)の58ページに、1年目に落第し、次の学年に進級できなかったと記述していることから、卒業には最低で5年かかり、早くても1977年となるため1976年10月卒業と記載されている小池の卒業証書は辻褄が合いません。

卒業証書はあるものの、コネクションで作られたものでしょ?という疑惑を払拭するのは難しいでしょう。

政治家・小池百合子はかなりの大物ですが、彼女の政策的な功績はクールビズぐらいしか思い当たりません。

彼女は、男性中心の政界をサバイブする能力に優れた権力闘争の怪物であって、そのためには自分を大きく見せることに抵抗は無く、決して自分の非を認めません。

また、女性の代弁者として政策を通すことにも関心はありません。一切、女性目線の政策を通してきていないですから。

日本の政界を変えるためには、小池百合子のような権力闘争の怪物ではない普通に優秀な男女が社会の課題を解決するために必要な政策を通していく世界にしていく必要があります。

ネットの声

池氏の評伝『女帝』を読み進めているのだけど、そんなにこの本を好きになれない。もし小池氏が男性ならば、権力の座を目指すさまが、もうちょっと好意的に書かれたのではないかと思う。そもそもタイトルも、『女帝』じゃなくて、ジェンダーフリーで『帝』でいいじゃんと思うのだけど。

野党系候補者が束になっても女帝小池百合子には敵わない感じがする。
自民党でさえ独自候補を立てられなかったんだから、野党票が割れるとか言っている場合じゃないよね。

 

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