新型コロナウイルスの米中対決はどちらの勝利?
中国武漢で発生したとみられる新型コロナウイルスは世界中に広まりましたが、中国は独裁国家の強みを活かして外出禁止と都市封鎖で武漢以外の地域への感染の拡大は抑制できていて、新型コロナウイルスを飼いならしている数少ない国といえます。
中国からの入国禁止をいち早く決めて、チャイナウイルスと大統領が呼ぶなど当初は勝ち組かと思われていたアメリカは新型コロナウイルスが遅れて欧州から入り込み、自由主義国家では国民の行動を抑制できずに感染者も死者も世界で飛び抜けて一番となっています。
長期的にはアメリカが圧勝?
新型コロナウイルスは世界中に拡大していて、消滅するシナリオはなく、地球上に残り続けるウイルスとなります。
そのため、長期的には人類はワクチンや治療薬を開発しながら、何度か感染を繰り返して免疫をつけて慣れていくことで死亡リスクを下げていくしかありません。
その意味では、感染爆発しているアメリカが治療薬、ワクチンの開発に有利で、国民も免疫がつくのが早く、社会全体がリスクを許容するのが早いので経済の復旧も早まります。
しかし、中国のように抑制に成功している国は入国制限を続ける必要があり、少しでも感染者が増加すると外出自粛などの対応で封じ込めなければならなりませんが、薬の効果を確かめることもワクチンを治験することも難しく、免疫ができるのも遅いので、長期的には不利となります。
新型コロナウイルスを封じ込めている国の方が今となっては少数派で、感染リスクがあってもお互いに国境を空けて経済活動を再開させましょうという国の方が多くなります。
結局は、新型コロナウイルスはなくならないので割り切って付き合っていくことができる国が勝つことになります。
日本に関してはなぜか症状が軽い人が多く、感染拡大のスピードも欧米より遅くリスクがもともと小さいと予想できるので、インフルエンザのようなものと割り切ることができるレベルまで致死率を下げることは難しくないでしょう。
感染者が少ない方が良いとは必ずしも言えないのが新型コロナウイルスの特徴です。
感染拡大の封じ込めに成功した国の一つとして称賛されてきたニュージーランドでは、新規感染者が確認されるのは102日ぶり。オークランドでは12日正午から少なくとも3日間、「レベル3」のロックダウンが実施される─
→NZが新型コロナ確認で再び行動制限、一家4人の感染でhttps://t.co/16yrDrnvQ4
— Forbes JAPAN (@forbesjapan) August 12, 2020
ネットの声
カラオケやホストクラブ、キャバクラなどでこれだけ感染するんだから、超原理的にいえば「空港で歌を歌ってもらえば、その時の飛沫」でウィルス検査ができるはずだし、「顔を近づけて話をしてもらう」だけでウィルス検査ができるはず。
あたしの周りでは「オリンピックなんてできなくていい」という人も多いのだけど、桃田選手や張本選手のファンである私としては、無観客でもいいから試合だけは実現してあげてほしいと思ってる。
神様にお願いするでごじゃる。
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