広瀬香美もユーチューバーに!「○○歌ってみたシリーズ」が人気
シンガーソングライターの広瀬香美が自身の公式YouTubeチャンネルで公開している「◯◯歌ってみた」シリーズが話題です。
ネット上で「元気が出た」「クセになる」「どの曲も広瀬ワールドに持っていってしまう」と反響を呼んでいます。
YouTuberデビュー
昨年12月に自身のアカウントを開設し、YouTuberとしてデビューを飾った広瀬。
年末恒例の音楽番組『FNS歌謡祭』のレポートを行う動画や、講師としてミュージック・レッスンを行う動画を発表するなど、精力的に活動を続けていました。
そうしたなか、今年3月11日に「米津玄師さんのLemonを歌ってみた」と題したカバーを披露したのです。
流行りの楽曲を練習している広瀬の姿を見たスタッフから、「YouTube用にお願いします」と頼まれたのだといいます。
それが公開されるやいなや一気に注目を集め始めます。
固定カメラで撮影
どの動画も広瀬がピアノ弾き語りをする姿を固定カメラで撮影したもので、けして映像や音響が特段優れているわけではありません。
しかし原曲のイメージを一新するような大胆なアレンジを施し、
ときに鍵盤を手のひらや肘で激しく叩き、譜面代わりのタブレットを打楽器のように使用してリズムを取る迫真のパフォーマンスの魅力は、動画から存分に伝わってくるのです。
なによりも広瀬自身が楽しげなのがいいいのでしょう。
YouTubeでの広瀬香美さんが、
音楽界の平野レミさんかってくらい
ハシャいでて楽しそう。上手いとかより、
こういう「全力で楽しそう」なの良いな・・・
見てるこっちも幸せになる。 pic.twitter.com/oeuqmgHI3L— サックス侍 (@saxfather) June 1, 2020
さらに全シリーズを通じて演奏前に楽曲の分析と解説、聴きどころの紹介を、わかりやすいたとえを織り交ぜながら行なっているところも見逃せません。
技術力の高さを称賛
さらに小阪氏は、発音する際に口を自由自在に動かす広瀬の技術力の高さをこう評します。
「広瀬さんは発音の技術もとても高いと思います。アップになったところを見るとわかるのですが、表情筋と唇が縦横無尽に動いています。日本語はここまで口を動かさなくても何を言っているかわかる言語なのですが、広瀬さんのような音色や声量をキープするためには常に口の中を大き目に開けておく必要があります。その上で滑舌のよさをキープしようとすると、あのくらい唇を動かす必要があるのです」
一方で、こうした技術力の高さを誇示しないところが広瀬香美の魅力だと小阪氏は続けます。
https://twitter.com/kohmi/status/1321321934001295360
ボーカリストとしての技術の解説はもちろん、音大の作曲科に進学して楽理の基礎を学んだ広瀬は、本当であればより専門的な楽曲解説もできることでしょう。
「面白いのは、このシリーズではこうした声の作り方の話は全くせず、作曲の観点から解説しているだけというところです。それも和音とか調とか難しい話は一切しない。曲の感じや音域といった、言われてみれば誰でもわかるようなことしか言っていません。もちろん本人は難しい部分も全部わかっているでしょう。その上で視聴者が楽しめる部分だけを切り出しているのだと思います」(小阪氏)
つまり広瀬香美の「◯◯歌ってみた」シリーズは、音楽と歌に精通している彼女だからこそできる、どんな視聴者にでも開かれたコンテンツなのです。
そしてそれはコロナ禍でライブやコンサートになかなか足を運ぶことができないわたしたちに、熱気と興奮がともなう音楽の楽しさをいまいちど思い起こさせてくれるものであるに違いありません。
ネットの反応
「常にあの異常なハイテンションだとしたら、大沢たかおの気持ちが分かった気がします…。」
「マイリトルラバーの人も音大卒だったが歌がド下手だったな。」
「デビュー時のショートカットが可愛らしかった!!今や・・・イジり過ぎでは??心配しちゃう( ノД`)…」
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