衰退するアメリカ。ドル本位制が崩れるのは時間の問題?

アメリカを再び偉大な国にする(make America great again)と高らかに宣言して当選したトランプ大統領は、現在のアメリカの経済的な停滞ムードの原因を中国と特定したようで、米中貿易戦争が勃発。

これを受けて、日本のネトウヨは、中国の経済バブルが崩壊する!と大喜びでしたが、米中貿易交渉は中国は一歩も引かず強気な姿勢を貫いています。

再選挙が近く、株価の下落をおそれているトランプ大統領と独裁政権で選挙がないため国民の声を気にする必要が無い習近平総書記の戦いはトランプ大統領が不利なようにすら見えます。

アメリカは弱くなっている?

米中は新冷戦という言われかたをしますが、前はアメリカとソ連の冷戦で経済的にアメリカが勝利しています。

1980年代に入ると、ソ連を中心とした東側陣営の経済が停滞し、1991年にはついにソ連は崩壊してしまいます。

その直前の1990年の名目GDPの世界シェアはアメリカが26%で日本が14%、ソ連が3%で中国は1%に過ぎませんでした。

つまり日米で世界の半分近い経済を支配していたわけで、日本はアメリカにくっ付いていればただそれだけで良かったわけです。

しかし、2017年にはアメリカが24%で中国が15%、日本は6%にまで落ちます。

この20年で起きたことは、1985年に円高を強要されたプラザ合意など日本潰しが顕著で、日本の経済的な台頭の頭を抑える目的がありました。

また、潜在的経済成長率が低かったアメリカがここ20年でGDPを増やし続けたのは生産能力ではなく、キャピタルゲインであり、経済的に成長の余地があった韓国、中国など新興国に投資して配当金や利ザヤで儲けていたからです。

次の選挙では共和党のトランプと民主党のウォーレンが争うことになりそうですが両者の一致している意見は、ここ20年間の対中戦略が間違っていたという部分です。

アメリカがなぜ中国に投資していたかといえば、経済的に豊かになると自由を重んじる民主主義国となり、アメリカを中心とした資本主義、民主主義国家の仲間になるだろうと考えていたからですが、中国が民主化するような動きは20年間で1度も起きていません。

20年間、目先の金に飛びついていたものの世界の覇権国の地位を失うリスクにようやく気付いたようですね。

中国への投資をインド、東南アジアへ向け始めたものの

資本主義国と国家社会主義の中国はもともと制度的に経済的な取引をするうえで矛盾を抱えており、これを解消してきたのが香港。

香港はイギリスが1839年にインドで製造したアヘンを、清に輸出して巨額の利益を得ていて、アヘンの蔓延に危機感をつのらせた清が禁輸措置を取ると軍事力を行使して植民地支配しました。

その後、1997年に中国に返還されましたが、一国2制度を取って間接的には米英が主導権を握ってタックスヘイブン(租税回避地)として利用してきたわけです。

今後は香港は中国に併合される流れで、香港国民はデモを起こしていますが、イギリスもアメリカも人権に配慮しなさいなどと偉そうなことをいっているだけで散々植民地として活用してきた香港は見捨てられようとしています。

しかし、中国への投資を辞めると困るのはアメリカで、ここ20年成長の原動力となったキャピタルゲインが得られなくなります。

かといって投資を続けると長期的には中国にかなわなくなるので、どちらにしてもあまり良い未来は期待できません。

インド、東南アジアに投資先を変えても、彼らが経済力を持った後にアメリカの味方になるとは限りません。

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アメリカが衰退していく理由はいびつな人口構成

2016年の出生率は1,8と人口の維持に必要な2,2を大きく下回っています。

とくに白人の出生率は低く、有色人種の出生率が高いことが特徴でアメリカは20年後には白人(アングロサクソン系)の割合は半分を割り込みマイノリティとなるでしょう。

現在15%を占める黒人は奴隷として売買されて1800年代からアメリカに入ってきて労働力として入ってきています。

現在20%を占めるヒスパニック系は、メキシコとの間に壁を作れと公約する大統領が当選するぐらいで、国境線が確定せず紛争が絶えなかったておいう歴史的経緯や、現在の不法入国が絶えないことなどから軋轢があります。

現在5%のアジア系は南北戦争の前後頃から大陸横断鉄道の建設が始まり、清国から移住してきた中国人など労働力として多用されましたが、中国人排斥排日運動が起こっていて、これから米中対立が本格化するとアメリカのアジア系に対しての風当たりは強まっていくでしょう。

少数民族のインディアンがいたところを虐殺してアメリカは建国していますし、9,11テロ以降はイスラム系移民に対しての差別も大きくなっています。

このようにアメリカ人が銃を武装してゾンビを怖がる理由は過去の歴史において、かなりひどいことをしてきたからであり、反逆をおそれているわけです。

日本も在日コリアンやアイヌ人に対しては、反省すべき歴史を持った国で、彼らを包摂したうえで社会を安定化させていく必要がありますが、合わせても全体の人口の1%未満です。

アメリカは日本における在日コリアンやアイヌ人が受けたことと同等かそれ以上にひどいことをされてきた人種の子孫が全体の多数派を占めることになり、今後は国内問題をコントロールできるとは思えません。

日本人はお金が大好きで貯金をため込んでいますが、安全資産と円がいわれているのは、日本のおかげではなく背後にアメリカの軍事力と経済力があるからです。

今後、アメリカが衰退するならドルも円も存在感が下がり、何を指標にして物の価値を決めるのか分からなくなります。

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ネットの声

日本食レストランで働くメキシコ人
時給2000円ありますが
家賃が高くて車で寝泊まりしてる.....
アメリカ シリコンバレー

結局イスラム国はアメリカが育て散々利用してきたが
邪魔になったので抹殺しようとしているのだ。だが
そう簡単にいくまい。

米国政府はついに動画アプリTikTokを運営する中国企業に対して国家安全保障を理由に捜査を開始。アメリカの10代にも人気のサービスだが仕掛けたのはマルコ・ルビオ。

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