TBSスーパーサッカー28年の歴史に幕。サッカー番組が終わる理由。
TBS系のサッカー番組「スーパーサッカー」が4月の改編期に合わせて終了することが発表された。Jリーグが開幕した1993年から「スーパーサッカー Jリーグエクスプレス」としてスタートした28年の歴史に幕を閉じる。これでやべっちFCに続いてサッカー番組が終了しサッカーファンからは悲しみの声が相次いでいる。
スーパーサッカーの初代司会者は生島ヒロシで日韓ワールドカップに向けて抜擢した司会者が加藤浩次。加藤浩次としては初めての司会番組となり、現在の司会業の礎を築いた番組として恩義を感じ、ギャラが安くても続けてきた経緯がありました。
人気コーナーバナナキングでは、サッカーの技術の凄さを切り取り、海外のスター選手が参加し世界的な話題になるスキームを確立。
J2降格制度に合わせてつくった崖っぷちランキングではネガティブにとらわれやすい降格争いの熾烈さに焦点を当て、降格争いの楽しみ方を分かりやすくした功績があったと思います。
やべっちFCと比較すると選手と仲良くなりプライベートの話を知っている矢部浩之と選手をプロフェッショナルとして尊重して取材者に徹し時に鋭い質問もする加藤浩次は選手に対するスタンスが明確に違い、それぞれ面白かったですね。
矢部浩之さんはDAZNでやべっちFCをより濃くしたような番組を始めましたが、加藤浩次さんもサッカー関係で何か始めるかもしれません。
相方の山本圭一さんがyoutubeで好調なので、加藤浩次さんもyoutubeでサッカーチャンネルを開設するのも面白いかなと思います。
サッカー番組が終了する理由
相次いでサッカー番組が終了する理由として日本代表戦の放映権がDAZNに移るという噂があります。
DAZNに放映権を取られると代表戦の映像使用料に経費が掛かるのとサッカーに詳しいスタッフを抱えておくことのメリットが少なくなります。TBSの代表中継はスーパーサッカー班。テレ朝のサッカー中継はやべっちFC班が中心になるので、選手も取材に協力的になり番組の質も上がるわけで、代表戦がないなら視聴率は悪くなくても製作費がかかるサッカー番組は終了させる判断になります。
サッカー界としてはテレビでライト層を獲得することが出来なくなったので、なにか変化が必要な時期なのは間違いなく、ネットでの発信力を高めるなど大きな改革に打って出て欲しいですね。
ブログ更新: TBS「スーパーサッカー」が3月で終了へ 番組改変説明会で発表 https://t.co/xFFy5n2TEc pic.twitter.com/N9bNvLipdI
— ドメサカブログ (@domesoccer) February 16, 2021
ネットの声
スーパーサッカーも終了か。
昔は毎週見てたなぁ。
水沼さんが出てた頃とか。
曜日が変わって、見なくなった気がする。
こないだたまたま見た時にバナナやってて、懐かしく面白かった。
ここ数年の「スーパーサッカー」は正直、地上波のサッカー番組では最もクオリティ高かったけど、逆に自分みたいなサッカーどっぷり人間がそう思ったら公共のテレビ番組としてはダメなのかな。こっちも有料コンテンツや配信サイトで再展開なのかな。サッカーが社会的にどんどんニッチ産業になって辛い。
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