
フリーアナウンサーの高橋真麻が『スッキリ』に出演。
がん闘病の末に亡くなった女性のドキュメンタリー映像を受けて
「死にたいとか言ってる方」と発言し物議……。

『スッキリ』でがん闘病女性のドキュメンタリーを放送
<出典:Twitter@sada_info>
10月30日に放送された『スッキリ』にてがん闘病の末に亡くなった女性のドキュメンタリーを放送。
それを受けて、出演していたフリーアナウンサーの高橋真麻(37)のコメントに批判の意見が殺到しています。
番組では19歳の時に肺にがんが発見されたという女性のドキュメンタリー映像を放送。
余命半年を宣告され、入院と手術を繰り返す中、夫と出会い交際がスタートした女性は
死の恐怖や不安にかられながらも「病気だから」と諦めることなく、色々なことに挑戦。
24歳になった際には結婚を決意します。
しかしがんは子宮近くの骨に転移する事態に。
夫との子供を望んでいた女性は放射線治療のために諦めざるを得なく涙を流します。
2017年には結婚し、挙式をあげましたがその9ヶ月後には25歳という若さで天国へ旅立ちました。

高橋真麻の「死にたいと言ってる方」発言に批判の声
<出典:Twitter@yumica259>
女性のドキュメンタリー映像を見ていた高橋さんは目に涙を浮かべながらもコメント。
「このVTR観てて思ったのは、命の大切さと重さ」
「今日例えば『毎日が楽しくない』とか、『今がツラい、死にたい』とか言ってる方とかいらっしゃるかもしれない。もちろん大変だと思います、生きていくの」
「でもこうやって1日でも長く生きたい、一生懸命病気治したいって言っている方がいらっしゃるっていうことをきちんと理解して、命あるありがたさっていうのを、みなさんちゃんと、改めて自覚できたらいいなって思いました」
と発言しました。
年々日本では自殺者が増え続けている現状。
簡単に死の道を選んでいる人もいるかもしれません。
今回の映像を見た高橋さんはそんな方達が命のありがたさを自覚できれば、と考えたようです。
しかしネットでは高橋さんのコメントに反論が多く寄せられました。
高橋真麻が言ってた「死にたいと思っている人は、生きたいと思っている人を理解してほしい」ってやつ、最後にあのコメントってないわ。どうしても前向きになれない苦しさを知らないんだな。無知って残酷だ。#スッキリ
— こはる (@koharu1155) October 30, 2018
https://twitter.com/potte0113/status/1057086057928257536
#スッキリ#高橋真麻 さんの最後の言葉、身体的疾病と心の疾病で重さを測ったのだろうか。かなり不適切発言だな、と思ったのと同時にこの方は心の病気に対してこんなにも理解のない人なんだな、と思いました。
— はるか (@Halca516) October 30, 2018
考えさせられるVTRの後に後味が悪すぎる
自殺する人の中には心の病気が原因の方も当然いるわけです。
精神的なものは体の病気よりわかりづらく、軽く見られがちなためか
今回の高橋さんの意見には違和感を持つ人が多かったようです。
辛さは測れないですから。どんな人も一生懸命生きているはず……。
いまいち理解の及んでないコメントになってしまいました。

ネットの反応
人生の重さに耐えかねて死にたいと思う人もいるんだと思うけどな。
的外れだな。生きているから苦痛があるし、苦労があるし、痛みを感じる。楽しくないとも思ったりする。
どっちが素晴らしいとか決める必要ない。
がん闘病で苦しみながらも生きている方がいる。それにもかかわらず簡単に自殺の道を選ぶ人は多いのではないか?
そのことに対して憤る気持ちもわかりますが、病気以外で苦しみ自殺を選ぶ人が辛くないかといえば、そうではありませんよね。
若干的外れな意見にネットでは大不評のようです……。