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日の丸半導体復活を目論むラピダスの工場が北海道・千歳へ

日の丸半導体復活を目論むラピダスの工場が北海道・千歳へ

NTTやトヨタ自動車、ソニーグループなどが出資する次世代半導体の研究や開発、生産などを手がける新会社「Rapidus(ラピダス)」が会見を開きました。新会社は、回路線幅が2ナノ(ナノは10億分の1)メートル以下という微細な半導体の量産化を目指していて、小池淳義社長は「5年後の2027年に次世代半導体の生産を始める」と述べました。またアメリカIBMとの提携も発表。ラピダスの小池淳義社長は次世代半導体の開発について「IBMのテクノロジーを習得し、日本政府の支援を得て確実に実現できる自信がある」と強調しました。IBMのダリオ・ギル上級副社長は連携により「米国、欧州、日本で生産能力のバランスを取り、強靱な世界を構築できる」と話しました。次世代半導体は今後、自動運転や超高速通信など多様な分野で不可欠なもので経済安全保障上でも重要物資と位置付けられています。

日米半導体連合の拠点は北海道へ

アメリカは中国を半導体のサプライチェーンから外すために、中国と経済的な結びつきが強い韓国、台湾以外で半導体製造網を構築を試み、日本も半導体大国の復活を期していて日米の思惑が一致。

ラピダスは日米の半導体同盟といっても過言ではないでしょう。

そんな次世代半導体の量産を目指す新会社ラピダスは、第一棟目となる新工場を北海道・千歳市に建設する方針を固めました。試作から量産まで5兆円以上かかると見込まれる次世代半導体の生産工場の建設は、北海道にとっても史上最大の誘致となります。

北海道は

またラピダスは半導体工場のほかに、教育・研究施設や住居施設などを併設する「半導体パーク」とする構想をもっていて、広大な土地が必要となる。ラピダスは今後、地質調査や土地取得に関する手続きなどを進める一方で、国内外から人材獲得を加速させたい考えです。

千歳周辺では、国内最大のアメリカ資本ワイン製造会社が工場を建設し、北海道新幹線が開通し日本ハムファイターズの新球場が北広島に建設されるなど、大型事業ラッシュ状態となっています。

コロナでリモートワークが普及したことをきっかけに札幌のオフィス需要が急増状態にあり、札幌近郊では明るいニュースが続きます。

 

ネットの声

ラピダス先端半導体工場の進出、合成燃料、データセンターと新産業が北海道を変えるかもしれません。

北海道は、ラピダスに工場を建設して欲しいのであれば、知事が率先して泊原発の再稼働を呼び掛ける必要があるだろう。 安定・安価な電気が供給されないと、大規模な工場の安定稼働は出来ない。TSMCが九電管内である熊本に工場を建設するのも、当然、九電が原発再稼働で一番進んでいる事も念頭にある筈