お墓が無い人はどうしたらいいの?選択肢はいろいろあるけど…
経済的な問題、考え方の問題でお墓を作らないことを選択した…。
そんな場合はどうしたらいいのでしょうか。
跡継ぎがいない・子どもに負担をかけたくない場合
跡継ぎがいない、子どもに負担を残したくない場合は散骨でも構いませんが、永代供養墓も検討の余地があります。
まず、合祀墓にすれば年間管理料は掛かりません。
お墓のお世話も必要ないので、子どもに負担は残らないのです。
また、樹木葬や納骨堂などの場合も年間管理費を一括前納できるところもあります。
もし少しでもお参りしてほしい、あるいは家族にお参りしたい気持ちがあれば、永代供養墓も考えてみるといいですね。
自然に還りたい場合
自然に還りたい場合、散骨で構いませんが樹木葬も検討の余地があります。
樹木葬にもいくつか種類がありますが、土に直接または袋に入れて納骨するタイプだと、遺骨は土に還ります。
ただし、最近では石室に骨壺で納めるタイプもあるので注意しましょう。
家族にお参りする場所を残したいと思う気持ちがあれば、樹木葬も検討したらいいですね。
石のお墓でなくても良い場合
お参りする場所は欲しいけど石を建てるような大げさなものでなくていい場合は、納骨堂がおすすめです。
中でも仏壇式納骨堂、自動搬送式納骨堂は大人数を収容出来て代々引き継いで行けるので、普通のお墓と同様に利用できます。
長男なんだから長女とか…
なんかそんな話を耳にすると
窮屈…に感じちゃう私が死んだら、お墓も何にも要らない。フッとした瞬間。景色の中で私を思い出してほしい。
千の風になってじゃないけど
いつも側にいて見守ってるから…#雨の日の独り言 pic.twitter.com/HHbq0oEAZT— 紅小町🍀プロフ見てからフォローしてね🍀 (@Benichoco_Spla) June 15, 2019
代々引き継がなくても良い場合は、樹木葬や合祀墓も考えられます。
お墓にお金を掛けたくない場合
お墓にお金を掛けたくない場合も散骨で構いませんが、「送骨サービス」を使った方が安く供養できることがあります。
送骨サービスとは、お寺に遺骨を郵送し、現地の合祀墓に遺骨を入れてもらえるサービスです。
散骨の場合、散骨地の選定から実際に撒くところまで全てを委託するタイプだと、5万円程度が相場、底値で3万円程度でしょう。
この投稿をInstagramで見る
場所の選定、粉骨(遺骨をパウダー状にすること)、散骨の実施まで全て自分でやれば無料ですが、これはかなりハードルが高いのでお勧めしません。
送骨サービスだと底値で1万円くらいなので、散骨を業者に委託するより費用が抑えられます。
送骨を受け入れているお寺は数が限られていますが、埋葬場所に全くこだわりが無ければ検討の余地があります。
ネットの声
「お墓が絶対に必要という時代ではないね。」
「お墓がなくてもなんとかなる。親も散骨したし。」
「遺影や仏壇があればいいのでは?」
お墓が絶対に必要という時代はとうに過ぎ去っているようです。
とはいっても、遺骨はどこかに埋葬しなければならないので『散骨』というのはいい方法かもしれません。
コメントを送信