
明治安田生命J2リーグ第42節の柏レイソル対京都サンガF.C.戦が24日に行われた。柏はこの試合に「13-1」という衝撃のスコアで大勝を飾っています。1試合13得点はJリーグの新記録。オルンガが達成した1試合8得点もリーグ史上最多の記録となりました。
13得点というサッカーではあり得ない得点が入った理由
1試合の最大点差試合として1998年1stステージ第6節のセレッソ大阪vsジュビロ磐田戦(磐田が9-1で勝利)を上回るJリーグ最多記録となった京都サンガVS柏レイソルの試合で何が起きたのかというと
J2最終戦で柏レイソルは豊富な資金力を武器にJ2を席巻強力外国人助っ人が大活躍して1試合を残して、すでに今季のJ2優勝と、来季J1への自動昇格を確定させていたため、何も失うものが無い状態で最終戦を迎えていました。
一方の京都サンガは前節時点で7位に位置し、J1昇格プレーオフ出場圏への浮上に向けて勝ち点3がなんとしても欲しいという状況。
京都サンガは前半6分に柏レイソルに先制点を許すと14分に京都サンガ田中マルクス闘莉王選手と本多勇喜選手のセンターバックコンビがチームメイト同士で衝突して前半のうちに2人とも交代を余儀なくされます。
最終節で勝ち点3がどうしても欲しかった京都サンガはベンチに攻撃的な選手を並べていて守備のバックアップは入れていなかったためセンターバック不在で戦わなければいけない状態となってしまいます。
勝ち点3が必要な京都サンガは攻めるしかなく何点取られても、前方に人数を集めて1点でも多く返すために攻撃的に攻めるので、当然カウンターアタックのリスクが大きくなります。
前がかりで人数が薄くなった守備陣は本職がセンターバックではないうえに、対峙する相手のフォワードはJ2では反則クラスの柏レイソルの助っ人外国人たち。
京都サンガは、点差がつけられても昇格を諦めずに、勝ち点3を狙いに行ったため。愚直に攻め込んだものの何度も同じような形のカウンターアタックを受けてしまい失点を重ねたという試合でした。
京都サンガとしては、もっと傷を浅く、点差を少なく負けることはいくらでも出来ましたし、リーグ戦の途中であればそのような試合展開を選択したと思いますが、勝利しか昇格への道が経たれるという状況で、最後まで希望を捨てずに攻めた結果の13失点だったといえるでしょう。
やる気がないという批判もありましたが、むしろ逆のように思いましたね。
そもそも柏レイソルほどの資金力があるクラブがJ2に落ちたことが間違いだったともいえるでしょう。
京都サンガの中田一三監督は試合後このようにコメントしています。
夢打ち砕かれた、というのはまさにこういうことかなというような結果になりました。雰囲気がホームの柏さんにとってすごく良いところに対して、サンガサポーターもこの日を待っていたというような状態で後押しをしてもらっていました。大きく感じたのは(柏の)プレッシャーからの解放感というのが、のびのびとした精度にかなり出ていたんじゃないかなというふうに感じました。同じ選手に、得点に何回も絡まれているというのは、個の質のところのミスマッチというか、かなり差が大きかったのではないかなと思います。
実況・解説の13-1スコアを見た時のリアクション集(厳選)です
— くらいふ。 (@_reysolista_) November 24, 2019
驚きや困惑、2度見のリアクションなど中々バラエティ豊かなので皆さんもぜひ探してみてください pic.twitter.com/2JfDiV30Xn
1試合8得点の記録を作った柏レイソルFWオルンガとは何者か?
オルンガ選手はケニア代表のフォワードで大学在学中にサッカー選手としての才能を覚醒させてプロになりました。
アフリカンサッカー選手はサッカーで貧困家庭からボール一つで成り上がったというタイプが多いですが、オルンガ選手はケニア技術大学で地理空間工学を学び、2013年に工学士を取得した頭脳派このため、ケニアのファンからはエンジニアの愛称で呼ばれている珍しい経歴を持ちます。
193㎝でスピードがあり、並外れた身体能力に加えて頭脳派のフォワードなのです。
ケニア代表活動との両立のために42試合中30試合の出場にとどまりましたが、27得点でJ2得点ランキング2位。
また、PKでの得点がないことも踏まえるとこの得点率は驚異的。
来シーズンはJ1のクラブを恐怖に陥れるでしょう。
ヨーロッパのクラブに引き抜かれるかもしれませんが・・・。
https://twitter.com/40Ant/status/1202837998582153217
ネットの声
え!?
オルンガ海外移籍の噂あるけどマジ?
オルンガ少なくとも来季は残って欲しいなぁ、。。
通用するかはさておきJ1の連中に『このチームで這い上がって来たんだ』ってことを証明したい
今季の柏レイソルは
・J2でシーズン半ばまで適度に負けることで他クラブに昇格の夢を見させる
・しかしながら終盤に地力の違いを見せ結局圧倒的に優勝することで他クラブを財力面、精神面とも打ち砕く
・J2クラブと実際に対戦することで戦力を見定めオフの補強につなげる
これはギルティですわw
2019年に柏レイソルが行った事一覧
・J1時の戦力の8割を残留させJ2に参戦
・戦術で殴り合うリーグなのに個の力でひたすら殴る
・ほんわかしてるJ2サポに日立台の洗礼を浴びせる
・下馬評通り優勝し昇格枠を1つ潰す
・13-1というJリーグ記録を残す
・J2でも有数の選手を引っこ抜いてJ1に帰る







