
保護センターで殺処分されそうになっていたところを助けてくれた飼い主に寄り添い眠る1匹の犬。
人間と犬の心温まるストーリーです。
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ケイラとラスの出会い
アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアの学生ケイラ・ファイルーンさん(20歳)は、アニマル保護センターで犬を散歩させるボランティアをしています。

そんなケイラさんがある日、保護されたピットブルの「ラス」に一目惚れしました。
4歳になるラスは野良犬でいたところを保護されたのですが、尻尾と耳の毛が抜け落ちていて体重は18kgしかありませんでした。
保護センターには、あまりにも多くの犬がいるために保護の手が足りず満員状態で、つい最近も引き取り手が見つからず、病気の犬15匹が安楽死させられるという辛い現状を目にしていたケイラさんは、すぐさまラスを引き取る手続きをしました。
ラスは「犬伝染性気管気管支炎」という呼吸器疾患にかかっていて、早く新しい飼い主が見つからなければ安楽死させられる可能性が高かったからです。

保護センターのケージの中で鳴かずにじっとおとなしく座り、ケイラさんを見つめるラスとの間に特別な絆ができるまで時間はかからなかったそうです。
ケイラとラスの絆
学生のケイラさんは6人のハウスメイトと暮らしていますが、ラスを引き取りたい旨を伝えると全員が快く承諾してくれたそうです。
どんな経緯があって野良犬になったのかは分からないが、引き取られたラスは、ケイラさんの側を一瞬でも離れることを惜しむかのように、温かさを求めてぴったりと寄り添うことが常となっています。

まるで人間のようにケイラさんにハグし眠るラスの姿を、ケイラさんのハウスメイトが写真に撮ってSNSに投稿したところ、あっという間に拡散し、感動の声が上がりました。
「最初、家に連れて行ったらラスの態度が変わってしまうのではないかと心配しましたが、全くそんなことはありませんでした。ラスはとてもおとなしくリラックスしていて、いつもハグをしたがるんです。こんなに愛らしい犬には今まで会ったことありません」とケイラさんは語っています。
世界で最も危険な犬で、飼うことが禁止されている国もあるピットブルですが、心が通えばこんなにも穏やかに寄り添うんですね。
ピットブルが暴漢に襲われそうになった飼い主のガールフレンドを救ったというニュースもあるように、犬には自分の大切な人、または大切な人の大切な人が分かるようです。

ペットを思い、大切にしてあげることで、ケイラさんとラスのように深い絆が築けるかもしれません。
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