「悪魔」と呼ばれた犬を保護した結果・・・
見た目の醜さから「悪魔」と呼ばれた野良犬が1人の男性に保護されたことで・・・
動物との共生を考えさせられる出来事です。
「悪魔」と呼ばれた犬
ブルガリアに執拗に餌を求めて人々に厄介者として追い払われていた1匹の野良犬がいました。
皮膚病にかかり毛は抜け落ち、さらに痩せた体からは骨がむき出しの状態に。
そんな見た目から犬は周りから「悪魔」と呼ばれていました。
その「悪魔」と呼ばれている犬を1人の男性が抱きかかえ、どこかへ連れて行ってしまったのです。
なんと男性が連れて行ったのは自宅で、その犬にミルクを与え、シャンプーをしました。
その後、診察をしに病院へ行くと曲がった前足は、骨折していました。
治療を受け、徐々に本来の姿を取り戻していきます。
「悪魔」と呼ばれていたその姿はどこにもなく、そこにいたのは、まさしく「天使」のような姿でした。
この姿を見て、「悪魔」と呼ぶ人はもういないでしょう。
優しい男性に出会ったことで、この犬の人生は変わりました。
動物との共生を改めて考えさせられる出来事です。
保護犬のビフォーアフター
他にも似たような事例は数多くあります。
どこに足があるかも分からないほどでしたが、カナダの動物保護団体に保護され健康的な毛並みを取り戻しました。
毛の色も白と黒だったんですね。
以前は痩せすぎてチワワのようでしたが、今は正常になり、表情も喜んでいるように見えます。
ほぼ毛のないやせ細った状態で保護されましたが、今では、黄色いツヤツヤな毛並みを取り戻し、体型も本来あるべき姿へ。
口を開けて幸せそうな様子が見て取れます。
保護されたことによって体型だけではなく、表情にまでハッキリと変化が見られます。
保護されても里親が見つからないと殺処分される
年間数十万匹の犬が殺処分されています。
捨て犬が保健所(動物管理センター・動物愛護センター)に保護されても、収容されてから3~7日ほどで里親が見つからなければ殺処分されてしまうようです。
ごく一部の犬は、センターのPRを担当するPR犬となったりしますが、これは奇跡に近いような話・・・
安楽死と言うが、二酸化炭素ガスなのでどんどんと空気がなくなり、窒息させているのと同じです。
個体差があるようで、他の犬が倒れても苦しそうに喘いでいる犬や痙攣している犬もいて、「死亡」の瞬間は意識がないので苦しくないかもしれないが、それまでは苦しいのです。
口から血を流している犬もいて、口の中を噛み切るほどに苦しかったのではないでしょうか・・・
もし犬を飼う予定の人がいたらペットショップに行くのではなく、まず保健所に行ってあげてください。
少しでも多くの犬の命が救われてほしいです。
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