
1919年のドイツを舞台にした人間ドラマ。
第一次世界大戦で戦死した友人を名乗る男性に残された婚約者と遺族は……。
監督はフランソワ・オゾン。ヒロイン役をパウラ・ベーアが演じる。

『婚約者の友人』:作品情報
<出典:cinemarche>
1919年代のドイツ。
第一次世界大戦後、婚約者であるフランツが死に
悲しみに暮れていたアンナは彼のお墓に花を手向けていたアドリアンと出会う。
アドリアンがフランツと生前親しくしていたと知った
アンナとフランツの両親は彼に次第に心を開いていく。
そしてある時アンナは、アドリアンに対し婚約者の友人以上の感情を持つようになり始め……。
第一次世界大戦の後のドイツを舞台に
戦死した青年の恋人、家族、友人の交流を描いた人間ドラマとなっています。
エルンスト・ルビッチ監督の映画『私の殺した男』のもととなった戯曲を
今作の監督を務めるフランソワ・オゾンがアレンジ。
『婚約者の友人』予告動画
主演を務めるのは『イヴ・サンローラン』などに出演のピエール・ニネと
オーディションによりヒロイン役に選ばれ、
第73回ベネチア国際映画祭にてマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞したパウラ・ベーア。
『婚約者の友人』スタッフ&キャスト情報
・映画公開日:2017年10月21日
・原題:『Frantz』
・監督:フランソワ・オゾン
・製作:エリック・アルトメイヤー/ニコラ・アルトメイヤー/シュテファン・アーント/ウーベ・ショット
・出演者:ピエール・ニネ/パウラ・ベーア/エルンスト・ストッツナー/アントン・フォン・ルケ/マリー・グルーパー

『婚約者の友人』:あらすじ
<出典:cinemarche>
第一次世界大戦後の1919年ドイツ。
戦争によって最愛の婚約者を亡くしてしまったアンナ(パウラ・ベーア)は悲しみに暮れていました。
婚約者のフランツ(アントン・フォン・ルケ)は青年で、彼の家族もアンナと同様に死んでしまった事実に嘆く日々を送っていました。
ある日のこと、アンナはフランツの墓に花を手向けている男アドリアン(ピエール・ニネ)と出会います。
フランツとは生前は友人だったと、友情を語るアドリアンに
アンナやフランツの両親も次第に心を開き始めます。
そしてアンナはアドリアンと接しているうちに
婚約者の友人以上の感情を抱くようになっていき……。
1919年のドイツという舞台背景に
戦争の重さや感情を揺さぶられるような罪の意識などを描いた今作。
ぜひご覧ください。