ジャニーズ問題は芸能界の終わりの始まり?女性タレントの枕営業問題へ波及か。
ジャニーズ事務所の性加害問題により、所属タレントの広告起用を続々と見直している各企業。しかし、この流れに〝責任逃れ〟〝白々しい〟という批判が、世論のみならず業界からも公然と上がり始めています。
ジャニーズ問題では時効が過ぎた過去の事務所とタレントにおける力関係の不均衡に基づく権力構造を利用した性加害についての責任が問われたわけですが、ジャニーズ以外の他の事務所やテレビ局、広告代理店は過去数十年に遡って、このような行いはしてこなかったと断言できるのでしょうか。
女性タレントの枕営業の方が根深い問題
ジャニーズ問題を機に、企業側は起用タレントの周辺まで〝身辺調査〟することがスタンダードになりそうだ。だが、これを徹底すると、女性芸能人はほとんど姿を消すという。
「芸能界では女優・モデル・グラドル・アイドル・声優とジャンルを問わず、枕営業の強要や権力を盾にした肉体関係の強制が、もはや公然の秘密となっている。公判真っ最中のガーシーこと東谷義和被告もこうした〝闇〟を暴露していますし、〝噂として知っていた〟レベルでも起用NGならば、国民的美少女事務所を始め、女性芸能人はほとんど起用不可になってしまうでしょう」(芸能ジャーナリスト)
ジャニーズ事務所に対して今回の問題でマスコミ関係者は会社をたたむことを要求しているので、テレビ局や広告代理店で同様の事例が1件でも明るみになった際には、同等の処分を社会から要求されるのが当然の流れといえるでしょう。
ジャニーズ事務所の問題がここまで騒がれる一方で園子温監督の“性加害”を告発した元女優・千葉美裸さんが自殺していた事件についてマスコミはだんまりを決め込んでいます。
ジャニーズで誰が社長に気に入られるかという話は所詮事務所内での話ですが、映画のキャスティング権の話になると、関わる人間の数は膨大で大手企業が深く関わってしまっています。
アイドル、女優、声優と事件が波及していくと日本のコンテンツ産業が全滅するといった事態に発展しかねないので、事前に過去の問題は示談にして終わらせておくなど、リスク管理を徹底して欲しいところです。
ネットの声
ジャニーズの性的虐待の件では枕営業とは言われないんだねっていうのを見て、女性は直接的な性加害だけでなく取り引き先などの偉いさんに接待要員として売り飛ばされる話もよく聞く。女性が「枕営業」とか言われるのと大きく報道されないのは権力側の偉いさんが絡んでるからだと思うんだけど
もう記憶に薄いかもしれないけれど、島田紳助の枕営業強要もジャニーズと同じで吉本興業が持つ権力にメディアが黙した典型的な例だと思う。この際メディア自身の手でしっかり掘り起こすことが大事なんじゃないかな。
コメントを送信