ゼロコロナは無意味?中国が直面するウイルス対策の限界

新型コロナウイルスによるパンデミックの長期化に伴い、各国政府は「ウィズコロナ」の考え方に舵を切りつつある。ウイルスの完全な駆逐は非常に難しいとの前提に立ち、医療と経済のバランスを模索するアプローチだ。ゼロコロナを目指していたのは中国、シンガポールのような独裁国家とニュージーランド、オーストラリアのような島国です。

ニュージーランド、オーストラリア、シンガポールはゼロコロナを事実上諦めてウィズコロナにシフトしたことで中国ぐらいしかゼロコロナを目指す国はなくなってしまいました。

行くも地獄、戻るも地獄

一方で中国政府は、入国時の厳しい隔離措置により水際対策を万全のものとする。とくにオリンピックが開かれる北京には直接入ることはできず、周辺に2週間ホテルで隔離待機したうえで北京に入り、さらに隔離を必要とします。ほか、国内での感染者発生の際には厳格な対応を取っていて、市民生活への影響は甚大。

米公共ラジオのNPRは、中国南西部の雲南省瑞里の町が昨年3回もロックダウン対象となったと報じている。ある女性は45日間の隔離生活を命じられ、その間十分な食糧の供給も受けられなかった。別の夫婦も、不衛生で湯も出ないホテルの一室に突如隔離され、食事も不十分だったという。家には4歳と14歳の娘だけが取り残された。隔離費用は自己負担となり、ホテル代を賄えない人々は貨物用コンテナでの生活を強いられます。また、新型コロナに感染した場合は違法で逮捕されます。

中国に報道の自由は無いので日本のテレビ局で流れる中国のコロナ対策はほとんどプロパガンダで良いところだけを見せています。

10月30日には、感染者1名が上海ディズニーランドを訪れていたことが判明し翌夜、警察の部隊がパーク全体を突如として封鎖した。滞在中だった3万人以上の入園者が深夜まで帰宅を許されず、寒さのなか保健所職員による全数検査を行いました。

北京では感染した学校職員1名がワクチン接種に臨んだことで、同じ会場に居合わせた他の職員が務める小学校すべてを閉鎖。生徒たちは下校を認められず、あまりの寒さに保護者が毛布を届ける一幕もみられました。既感染者は体内にウイルスを保菌している可能性がありワクチン接種によってウイルスを体外に排出する可能性があるという理由です。

このように、私生活を大きく制限するゼロコロナ政策に関し、中国国内では肯定的な評価が出る一方、SNSを中心に疑問の声も上がっている。これに対し中国共産党の関連紙『環球時報』は編集長名の論説を掲載し、ゼロコロナを廃止すれば大きな代償が伴うと警告した。

「ゼロコロナ政策の維持は高くつくが、廃止はさらに高い結果を招くことに」と題するものだ。記事は一部でゼロコロナへの批判が聞かれるとしたうえで、「私は彼らに反対する」「私が出会った人々のほとんどは、中国のダイナミックなゼロ感染者政策を支持している」と主張する。

しかし、米メディアでは2004年にSARS第2波の防止に尽力した感染症の専門家などが、SARSとは異なり新型コロナは人間社会に定着しているなどとの見解を明かしている。

中国は過去5ヶ月ほど第4波に見舞われており、半数以上にあたる20の行政区で新規感染者が報告されていると報じている。日ごとの新規感染者数は全土で100人前後と大きくないものの、ゼロコロナへの道は険しい。

中国は自国から発生したウイルスで経済的にも生活者も大きなダメージを負い、国際社会からも孤立してしまいました。

独裁国家が統治の正当性を保つために、中国共産党はウイルスの撲滅にいち早く成功したと国内外に宣伝してしまったために、いまさらウィズコロナにかじを切るわけにはいきません。

また、中国の人口圧力は世界トップレベルで感染症が流行すると一気に流行してしまうためにウィズコロナへの転換はなかなか取れる選択肢ではありません。

同じ人口規模のインドはすでに首都ニューデリーでは人口の9割が抗体保有者ですでに感染済みですが、一時期街中で酸素ボンベを吸う人が続出するほど悲惨な状態となりました。

中国も初期に武漢で起きたことを考えると、ゼロコロナを続けざるを得ないのでしょう。

強権政治で一時的に成功してしまったために逆に出口が見つからなくなってしまった中国は2月に北京オリンピックで世界中から関係者を招くことになります。

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ネットの声

いまだに「ゼロコロナ」を本気で言ってる人がいるのか…

人は必ず死ぬんだよ。。。そもそも人間はウイルスに感染して進化してきたんだよ。。ウイルス由来の遺伝子を持つ人間なんだからさ、ゼロコロナとか妄想というか人間至上主義もいいとこ。この世界は人間を中心にまわっちゃいないんだよ。全ては共存共栄、見えざる手が働いているのだ。

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