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宮迫博之、田村亮は極楽山本方式で救われる。そして吉本の闇は忘れられる?

宮迫博之、田村亮は極楽山本方式で救われる。そして吉本の闇は忘れられる?

詐欺グループから金銭を受注していた問題で吉本興業から契約解除となった雨上がり決死隊宮迫博之さんロンドンブーツ1号2号田村亮さんの謝罪会見は Twitter のトレンドワードがこの会見に関することばかりとなり大きな注目を集めました。 そこで、今後の動きについて予想してみました。

宮迫博之、田村亮は極楽山本方式で救われる。

二人の謝罪会見は非常に正直で誠実な印象を与えました。 謝罪会見の翌日に生放送で行われた松本人志さん東野幸治さんが出演するワイドナショーでは
「松本興業じゃないですけども、吉本内にもう一つ部署を作って、やらかした子たちとかを俺が引き取るから、と吉本興業に言いました」
という趣旨の松本人志さんはコメントしています。 ここで思い出されるのは極楽とんぼの山本圭壱さんです。  未成年との淫行疑惑があり吉本興業を契約解除となった山本さんですが、相方の極楽とんぼ加藤さんにとっては、この事件に対しては同情する部分が大きかったようで、 復帰のタイミングを待っていたそうです。 宮迫博之さん、田村亮さんも謝罪会見の場では相方である蛍原徹さん、田村淳さんとの信頼関係が壊れていない様子が見て取れましたし、松本人志さんも復帰に向けてサポートする姿勢を示しているので、本人たちが望めば吉本興業の芸人として復帰することができるでしょう。 山本圭壱さんは結果的には10年間吉本興業に復帰するまでにかかってしまいました。 吉本興業に復帰する決定打となったのは加藤浩次さんのアドバイスによる。
  • 寺での修行
  • 舞台での活躍
でした。 山本圭壱さんは寺で1年間修行した後、フリーでお笑い LIVE を開催。 寺での修行という分かりやすく反省を表す行動した後に、スポンサーに左右されずに好きなファンだけが見られるライブを復帰の場に選んだということですね。 そして、加藤浩次さんも山本圭壱さんと再び極楽とんぼとして舞台に上がる前に、感覚を取り戻すために、仲間を集めてコントライブを開催していました。 そして、極楽とんぼの二人は吉本興業のコンビとして現在でもお笑いの舞台でネタを披露し続けています。 https://www.instagram.com/p/Bzn8KlDHU0J/?utm_source=ig_web_copy_link というわけで不祥事があったお笑い芸人は、
  • 客観的に分かりやすく反省している態度を示すことと
  • お笑いの世界に戻りたいという意思を示すこと
  • 舞台で目の前の客を笑わせること
という三つが合わさればちゃんと復帰できるんですね。 松本人志さんのコメントにある「松本部署」という言葉はスポンサーとの関係でテレビには出られない、すねに傷を持った芸人がテレビとは無関係のお笑いが好きな人が見に来る舞台やネット番組で活動する部署といったところでしょうか。  山本圭壱さんもテレビでみることは無いですが、abematv、ラジオ、舞台で活動中。 また、宮迫さんは会見で詐欺集団との会合に参加していた芸人グループが、詐欺の手口や被害にあった際の対応等を高齢者に呼びかける啓蒙活動を慈善事業として行なっていく計画も明かしていました。 これも分かりやすく反省の態度を示すという意味でも、今回の事件の償い方としても理にかなっていて良いアイデアだと思いますから、こうした活動を地道に続けていれば 宮迫さんも田村亮さんも山本さんのように10年もかからずに吉本興業に復帰は出来るでしょう。 というわけで、芸能界を揺るがす大問題に発展した今回の宮迫さん田村亮さんの契約解除問題ですが、 まわりの芸人さんのサポートで丸く収まりそうです。

松本人志の凄さと吉本が本当に隠したかったこと

フジテレビワイドナショーの生放送でこの問題についてしゃべった松本人志さんの内容は、過去に自分の担当マネージャーであった吉本興業岡本社長のパワハラ体質と宮迫さん田村亮さんとの信頼関係のこじれについてが主な内容でした。 しかしながら、これは吉本興業内の内輪の話に過ぎません。 これだけで、弁護士をつけて契約解除されて、自主的に会見などという流れになるはずがないのです。 この問題の本質は 詐欺グループと関係があったのは本当にお笑いタレントだけだったのか? 吉本興業自体も関与していたのではないかという点です。 会見で宮迫さんは
「今回とは別に当該の反社会勢力から吉本が正規の営業として仕事を受けていた」
と発言。 https://twitter.com/Watchin_Big_Bro/status/1152815153785630720 これが本当なら暴対法違反に該当して、会社ごと大きな問題となりますね、 田村さんは
「在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫や」
と会見をしなくても騒動が収まると説得されたことを明かしています。 https://twitter.com/horizon530/status/1152800085492690944 これも本当なら明らかな独占禁止法違反 ワイドナショーでは、この二つについてはほとんど触れることなく、吉本興業上層部のパワハラ問題に矮小化した話を中心にして、上層部を批判することによって視聴者の溜飲を下げるということに成功していました。 そして、これ以上宮迫さん田村亮さんが守られるなら、吉本興業と敵対関係となり、ヤバい話を暴露することも無くなるでしょう。 松本さんは、さすがに日本の芸能界で天下を取り続けるだけの人だなと感心しましたが、果たしてこのまま終わっていいのでしょうか? 個人的には暴対法違反と独占禁止法違反についての疑惑について、吉本興業から説明がなければいけないとは思いますが、全てを明かすと会社として潰れかねないでしょうから、どこまで曖昧な説明をして逃げ切るかについて今後注目していきたいですね。

ネットの声

すごい東野。 本当かどうか分からないと前置きしながらも、在京5社在阪5社が株主だから、という発言について、言及した。 早口で飛ばし気味だったし、それが限界だとは思うけど、フジテレビの生放送でこれに言及するのって、一般人には想像できないほど勇気いるはず。 岡本社長は松本人志さん東野幸治さんに救われましたね。かなりのガス抜き。 今回の宮迫さん田村亮さんの事件とワイドナショーまでの流れを見ると、自民党を想像しました。 党内に抵抗勢力を作ることによって、 争いごとを内輪にとどめ、権力が他に移ることを防ぐというのは、日本では伝統的な権力維持のやり方で松本人志さんはその事をよく分かってらっしゃると思いましたね。 松本部署というのは党内野党ということでしょうか。 また秋元康さんも、 akb48に峯岸みなみ坊主問題や、握手会殺人未遂事件などの問題が出てから坂道グループなど他のグループの乱発。 秋元グループの中でライバル争いを意図的に作ることで、主導権を渡さない狡猾さがありました。 松本人志さんは吉本興業の人気笑い芸人だけではなく秋元康さんのように芸能界のフィクサーとしても超一流なんだなと感じましたね。 このような存在がジャニーズにいればSMAPも解散せずに済んだのかもしれません。]]>